「東西FXリサーチ」英ポンド/円はフォロースルー買いのチャンスを待つ

2021年7月21日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

英ポンド/円はフォロースルー買いのチャンスを待つ

英ポンド/円は、ヨーロッパの初期のセッション中に1日の最高値を更新し、強気トレーダーは重要な150.00の心理的マークを越えようとと新たなチャレンジを試みた。英ポンド/円は149.30-25エリアの近くでいくつかの新たな買いを引き付け、現在148.45エリア、または3月初旬以来の最低レベルからの夜通しの跳ね返りから値をつけようとしている。投資家が急速に広がるコロナウイルスのデルタ変異体の経済的影響を評価するにつれて、世界的なリスク感情の好転から安全通貨の一つである日本円を弱めた。これは、英ポンド/円に適度な上昇をもたらした重要な要因と見なされている。

しかしながら、いくつかの要因が組み合わさり、英国ポンドへ逆風となり英ポンド/円の高値を抑えた。 ブレグジット協定の北アイルランド議定書をめぐる行き詰まりは、ここ数ヶ月の間に英国と欧州連合の間の関係を悪化させている。これは、英国でのCOVID-19感染の再来とともに、少なくとも当面の間、トレーダーたちは英ポンド/円に対して 積極的な強気の取引を避けるとみられている。

英国のEU離脱交渉責任者であるデビッド・フロスト氏は月曜日、議定書は現在の形では持続可能ではなく、問題を解決するためのすべての選択肢が残っていると述べた。また同氏は、今週水曜日の終わりに北アイルランドのブレグジット後の取り決めに関する政府の提案を発表する予定でいる。一方、、COVID-19の症例は、英国で1日5万件以上増加しており、数十万人の英国人が10日間自己隔離するよう求められている。

市場を動かすほどの主な経済データは水曜日には発表されない。したがって、英ポンド/円が短期的に底を打ち上昇する前に強いフォロースルー買いのチャンスを待つのが賢明である。とは言うものの、コロナウイルスの変異種の広範におよぶ感染が市場リスク感情に影響を与え、それによって生まれた短期的な投機をトレーダーに与えるかもしれない。

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