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口座開設

(14) 証拠金とは?
レッスン要約


証拠金とは?

証拠金またはマージンは、FX業界での常用語であり、各取引を維持するために利用される金額を指します。この金額は、取引口座の有効証拠金から取得され、各オープンポジションを維持するために確保されます。

取引が決済されると、証拠金が取引口座の有効証拠金として返金されます(手数料ではありません)。特定のロットサイズをオープンするために必要とされる証拠金の額は、取引口座にどのレバレッジを選択したかにより決定されます。

海外FX業者は、非常に柔軟なレバレッジオプションを提供しているので、多くの日本人トレーダーの間で人気が高くなりました。ほとんどの海外FX業者は、50倍から500倍までという柔軟なレバレッジ率を提供しています。例えば、XMは1倍から888倍までもの柔軟なレバレッジ率を提供しています。これらのレバレッジ率は、トレーダーの取引戦略やリスク管理に柔軟性を与えます。

証拠金を計算する方法

証拠金は数字およびパーセンテージとして表すことができ、特定のオープンポジションを維持するために必要な取引資金の金額を示す値です。以下で、異なるレバレッジオプション及びパーセンテージとして証拠金を計算する方法を見てみましょう。

必要証拠金 = 1 / レバレッジ x 100


レバレッジ 合計取引額の必要証拠金
888倍 0.11%
500倍 0.20%
400倍 0.25%
300倍 0.33%
200倍 0.5%
100倍 1%
50倍 2%
1倍 100%

特定の取引に必要とされる証拠金を計算する公式は以下の通りです。

必要証拠金 = 取引サイズ(ロットサイズ)x クォート通貨価格 / レバレッジ

では、次の例を検討してみましょう!あるトレーダーは、取引口座に200,000円を入金し、レバレッジ200倍を選択するとします。これにより、各オープンポジションの必要証拠金は0.5%(1/200=0.005)となります。トレーダーの名目上の有効証拠金総額は(200,000円 x レバレッジ200倍)40,000,000円です。このトレーダーは、その利用可能な有効証拠金の総額のうち、103.00円でUSD/JPYの標準ロットを1ロット(100,000 USD)買うことにしました。そうすると、この取引での必要証拠金は、(100,000 USD x 103.00円 ÷ 200)51,500 円となります。

  • 口座残高 – 200,000 円
  • レバレッジ – 200倍
  • 名目上の利用可能な有効証拠金– 40,000,000 円
  • 取引当たりの必要証拠金– 0.5% (1/200)
  • 1ピップの動きの価値 – 1,000 yen

例-USD/ JPY

  • 買い注文: 標準ロットの1ロット(100,000 USD) × 103.00円 = 10,300,000円
    必要な証拠金:10,300,000円 ÷ 200 =51,500円
    余剰証拠金: 200,000円 – 51,500円 =148,500円
  • 売り注文: 標準ロットの1ロット(100,000 USD) × 103.50円 0円 = 10,350,000円
    利益:+50ピップス (10,350,000 – 10,300,000) = 50,000円の利益
    決済された取引後の口座残高: 200,000円 + 50,000円 = 250,000円




上記の例では、103.00円でUSD/JPYを買った時に、価格が10ピップス増加するたびに10,000円(10ピップス×1,000円=10,000円)の利益が出ることがわかります。

この例で、トレーダーがレバレッジを増やすとすると、各取引のため必要とされる証拠金が減少することがわかります。選択されたレバレッジと必要証拠金の間で反比例関係が存在しています。レバレッジが上がるにつれて、取引当たりの必要証拠金が減少します。一方で、レバレッジが下がるにつれて、取引当たりの必要証拠金が増加します。

レバレッジ200倍 レバレッジ500倍
買い注文:
標準ロットの1ロット(100,000 USD)×103.00円= 10,300,000円
必要証拠金:  10,300,000 / 200 = 51,500円
余剰有効証拠金:  200,000円 – 51,500円 = 148,500円
買い注文:
標準ロットの1ロット(100,000 USD)×103.00円= 10,300,000円
必要証拠金:  10,300,000 / 500 = 20,600円
余剰有効証拠金: 200,000円 – 20,600円 = 179,400円


有効証拠金とは?

有効証拠金は、評価損益の調整後に入金された証拠金の現在の価値を表します。損益を出すと、口座の有効証拠金は変動します。上記の表をご覧いただくと、価格が10ピップス上がった時に、有効証拠金も利益の金額の分増加することがわかります。有効証拠金の計算式は、以下のとおりです。

有効証拠金 = 口座残高 +/- 損益

円相場が103.00から103.10に変更した時に、有効証拠金が増加しました。

有効証拠金 = 200,000円 + 10,000円の利益 (+10ピップス) = 210,000円

余剰証拠金とは?

余剰証拠金は、新しいポジションをオープンするために利用可能な残りの証拠金を表します。円相場は10ピップス上がったので、余剰証拠金および有効証拠金も増加します。

余剰証拠金 = 有効証拠金 – 使用された証拠金

価格が103.00から103.10まで上がった時に、余剰証拠金は148,500円から158,500円まで10,000円増加しました。

103.00円での余剰証拠金 = 200,000円 – 51,500円 = 148,500円

103.10円での余剰証拠金 = 210,000円 – 51,500円 = 158,500円

証拠金維持率とは?

証拠金維持率は、トレーダーの証拠金に対する有効証拠金の比率(%)を表します。証拠金維持率は、新しいポジションを取ることができるかどうかを示すので、トレーダーにとって非常に重要な尺度となります。証拠金維持率の計算式は次のとおりです。

証拠金維持率 = 有効証拠金 / 使用された証拠金 x 100

例では、円相場が103.00円から103.10円 (+ 10ピップス)まで上がったので、証拠金維持率も増加します。

証拠金維持率 = 210,000円 / 51,500円 = 407.7%

次のレッスンでは、なぜ証拠金維持率が非常に重要なのか、マージンコールやロスカットとは何かを学びます。