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(27) ADXの使い方(テクニカル分析指標)
レッスン要約


前のレッスンでは、トレンドの方向性、反転やモメンタムを分析する際に役に立つテクニカル指標について学びました。このレッスンでは、トレンドの総合的な強度を測定するために使用される非常に役に立つテクニカル指標について学びます。

ADXとは?

ADXとは、英語のAverageDirectionalMovementIndexの略であり、日本語で平均方向性指数と呼ばれています。ADXは、トレンドの総合的な強さを測定するために特に役に立つテクニカル指標です。強いトレンドの方向で正しく取引をすることで、リスクを軽減し、利益を出す確率を高めることができます。

ADX指標が非常に役に立つもう一つの理由は、市場において売り手と買い手の強さが個別に表示されるためです。ADXの計算は、通常14日間を通じた移動平均の価格の範囲に基づいています。しかし、ADXはどの時間枠にも適用することができます。

ADX指数には、0から100までの数値で表示されている3つの異なる線があります。ADX線は、ADX線が導かれた2つの方向性指数線 (+DI-DI)と同じウィンドウ上で通常表示されています。



  • +DIの線(上昇する方向性指数)は、市場における上昇トレンドの強さや弱さを表します。
    すなわち、これは市場での買い手の強さを示します。

  • -DIの線(下落する方向性指数)は、市場における下降トレンドの強さや弱さを表します。
    すなわち、これは市場での売り手の強さを示します。

  • ADXの線(平均方向性指数)は、+DIの線-DIの線の両方で構成されている青色の線です。
    昇・下降トレンドの総合的な強度だけでなく、トレンドの方向性も示します。

トレンドの強さを数値化する方法は?

ADX指標の値は、最強かつ最も収益性が高い傾向を把握するのに役立ちます。また、ADX指標の値は、トレンドや非トレンドの状態を区別するためにも重要です。



  • ADX線が40より高い場合、強いトレンドが存在することを意味します。
  • ADX線が20より低い場合、弱いトレンドが存在することを意味します。
  • ADX線が50より高い場合、非常に強いトレンドが存在することを意味します。

下の例で、異なるトレンドの強さを見てみましょう。

上図の表を見ると、ADX線が40の下から50へ上昇したので、オレンジ色で強調表示された部分は強いトレンドを示していることが分かります。下図のチャートでは、ADX線が50ゾーンに上昇した際に、強い下降トレンドが形成されました。黄色で強調表示された部分は、弱いトレンドまたは市場でほとんど動きがないことを表しています。この期間中、下図のチャートからADX線はわずか18と40の範囲でのみ移動したことが分かります。ADX線が50レベルを超えて上昇する場合、これは非常に強いトレンドであると考えられます。以下のチャートの赤色で強調表示された部分は、ADX線が40と80の間で移動したので、非常に強いトレンドを示しています。以下の例では、非常に強い上昇トレンドが形成されたことが確認されます。



トレンドシグナルとして+DIと-DIを使用する方法

ここまで、+DI買い手の強さを表し、-DI売り手の強さを表すことを学んできました。ADX指標を使用する別の方法として、いつトレンドが形成される可能性があるかを判断することができます。これは、+DI-DIが交差する際に起こります。以下の例を見てみましょう。

上昇トレンドシグナル

+DI-DIを下から上に抜けた場合、これは市場での買い手の数が増加し、売り手の数が減少していることを意味します。強気市場が形成される可能性があるので、通常この交差点は買いサインを示します。右下のチャートでは、+DI–DIを下から上に抜けたとき、上昇トレンドが形成したということがはっきりと分かります。



下降トレンドシグナル

-DI+DIを下から上に抜けた場合、これは市場での売り手の数が増加し、買い手の数が減少していることを意味します。弱気市場が形成される可能性があるので、通常この交差点は売りサインとして 考えられています。右下のチャートでは、-DI+DIを下から上に抜けたとき、下降トレンドが形成したということがはっきりと分かります。



ADX指標の概要

では、以下のチャートでADX指標について学んだすべてのことを要約しましょう。+DI (買い手) -DI (売り手)を下から上に抜けた場合、上昇トレンドが(緑色で表示)形成され、買いシグナルが 発生したことが分かります。-DI (売り手)+DI (買い手)を下から上に抜けた時、下降トレンドが(赤色で表示)形成され、売りシグナルを示しています。さらに、ADX線が40のレベルを超える場合(青色で強調表示)、上昇トレンドまたは下降トレンドが強いことが分かります。



ここまで、最も一般的に使用される4つのテクニカル指標について学びました。これらの指標は、いつ強気市場または弱気市場になるか、いつ買い過ぎ相場または売り過ぎ相場であるか、トレンドがどれくらい強いか、売買の注文をするのに最適な時期を理解するのに役立ちます。

これで、東西FXのFX塾センターの最後のレッスンに到達することができました!

最後のレッスンでは、様々なテクニカル指標を組み合わせる方法がなぜ重要であるかについて学びます。