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(16) 利益確定と損切りの設定方法
レッスン要約


ここまでは、取引を行う方法及び円高と円安の両方から利益を出すことができるということを学びました。また、適切な取引サイズを選択し、より大きな利益を得るために持続可能な方法でレバレッジを使用することによってリスクを管理することがどのくらい重要かも理解しています。

それに加えて、各ポジションを管理し、そのリスクを最小限に抑える方法を知ることも極めて重要です。損失を最小限にする最も一般的な方法のひつは、「損切り」と呼ばれるものを設定することによって可能になります。

損切りとは?

損切りまたはストップロス注文とは、市場が自分の予想に反して動いてしまったっ場合、トレーダーの損失を最小限に抑えるための注文の種類です。損切り注文は、トレーダーの許容しうる損失の最大額を指定することで決められます。通貨ペアの価格が損切り価格に到達した場合、さらに損失がでることを防ぐために取引が自動的に決済されます。以下のいくつかの例を見てみましょう。

ロングポジション(買い持ち)に損切り注文を出す方法

以下の例では、あるトレーダーは米ドル/円の買い持ち(安く買って、高く売る)を持つことにしました。しかし、円高になり、円相場はトレーダーの予想に反して下落しました。以下の図表では、トレーダーが102.80円で損切り注文を出したのが見えます。そして、この損切り注文が102.80円で執行された時に、-20ピップスに等しい20,000円以上の損失を免れました。



ショートポジション(売り持ち)に損切り注文を出す方法

以下の例では、あるトレーダーは米ドル/円の売り持ち(高く売って、安く買う)を持つことにしました。しかし、円安になり、円相場はトレーダーの予想に反して上昇しました。以下の図表では、トレーダーが103.20円で損切り注文を出していることがわかります。そして、この損切り注文が103.20円で執行された際に、-20 ピップスに等しい20,000円以上の損失を免れました。



利益確定とは?

利益確定の注文は、特定の利益レベルに達したときにポジションを自動的に決済する注文の種類です。利益確定の注文は、為替レートが逆方向に動き、利益が減少する前に、すでに得た利益を確保します。

利益確定と損切りの注文を出す方法

利益確定と損切りの注文の両方を同時に使用することは、リスクの管理およびすでに得た利益を確保するための非常に良い方法です。利益水準を指定するのに不利な面は、利益を出し続けるポジションを決済してしまう可能性があるということです。これをより詳しく理解するために、以下の例を見てみましょう。

あるトレーダーは、米ドル/円の買い持ち(安く買って、高く売る)を持ち、102.80円で損切り注文を出し、103.20円で利益確定の注文も出しました。

今回は円安になり、円相場はトレーダーの予測とおりに動きました。その結果、トレーダーは-20ピップに等しい20,000円以上の損失を免れ、円安になった(103.20円まで動いた)場合の、20,000円の利益を確保します。この例では、円相場は103.20円の利益確定レベルに達し、注文は自動的に決済され、20,000円の利益を確保することができます。

しかし、以下の図表を見ると、円安が続行し、円相場は103.30円まで利益確定レベル(103.20円)を超えて上昇し続けていることが分かります。これは、トレーダーが10,000円の追加利益を逃してしまったことを意味します。このトレーダーは、取引が決済されていない場合、または利益確定レベルがもっと高かった場合、10,000円の追加の利益を得ることができました。



利益確定や損切りレベルは、市場変動に適応するために異なるレベルでリセットや変更ができるということを覚えておくことも重要です。

利益確定や損切りの注文は、取引をうまく管理する上で非常に重要なツールですが、これらの価格設定は、あなたの許容可能なリスクのレベル次第となります。

次のレッスンでは、指値・逆指値注文の設定方法および、なぜこれらが非常に重要なのかについて学習します。