「東西FXリサーチ」英ポンド、米ドルと円に対して上昇

2021年3月24日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

英ポンド、米ドルと円に対して上昇

英国のコロナウイルスワクチンの急速な流通によりセーフヘブンである通貨ペアの英ポンド/ 米ドルと英ポンド/円の為替レートは年初からそれぞれ4.36%と8.36%上昇している。

実際、7日間の移動平均追跡Covid-19感染は、2020年9月以来の最低レベルに低下し、人口の40%が少なくとも1回のワクチン接種を受けている。

さらに、アストラゼネカのワクチンをさらに1,000万回接種すると、今後数週間で接種率が2倍になり、6月の初めまでにすべての成人が最初の接種を受ける可能性がある。この流れで行くと、英国が今年の半ばまでに経済活動が正常レベルに戻ると予測されている。

さらに、イングランド銀行の3月の会議議事録で、1月のGDPの数値は「予想よりも弱くなかった」と述べ、2021年第2四半期の消費成長の見通しが2月のレポートで予想されていたよりもわずかに強かったことことと合致する。

英国の失業率をみると、前月の5.1%から1月には予想外に5%と0.1%の低下となったが、通信社によると5.2%との上昇を予測していた。しかし英ポンド/米ドルにはあまり影響がなく、引き続き1.40以下のレジスタンスで取引されている。

ただし、昨年11月初旬以降、価格がそれをサポートしている50日間の単純移動平均を下回っていることに注意したい。まだ、この通貨ペアにはさらに下落するといった兆候はないが、これは否定的な兆候である可能性がある。

労働市場レポートを詳しく見ると、雇用は予想を下回っており、ボーナスを含む平均収益は4.8%まで伸びているが、上昇も予想を下回っている。このデータがおそらくFX市場に影響を与えなかった理由だろう。

英ポンド/米ドルは1.3848前後で統合されている。おそらく、本ペアは範囲を1.3810まで拡大するだろう。ただし、主なシナリオは、資産が範囲を上向きに分割し、その後、1.4000を超えるように成長する可能性があることを意味している。そして 1.4217の短期目標で上向きに取引が続けられるだろう。一方、価格は下落の範囲を崩し、1.3777に向けて修正を続ける可能性がある。

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