「東西FXリサーチ」ユーロ / 米ドルの価格予想はユーロ安で引き続き下振れ傾向に

2021年3月19日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

ユーロ/米ドルの価格予想はユーロ安で引き続き下振れ傾向に

連邦準備制度理事会のジェローム・パウエル議長は昨日のFOMC会合でややハト派的な見通しを示したが、注意深く見守られている米国国債市場は同氏による長期間の緩和間は説得力に欠けている。木曜日の早い時間に米国10年債 は9bps 増加して1.74% 10年スプレッド(反転)は160ベーシスポイントに急上昇し、2015年以来の最も広いレベルとなった。さらに重要なのはユーロ / 米ドルにとって、事実上のEUベンチマークとして知られているドイツ10年債と米国10年債のスプレッドは今や完全な2つの大きな数字または200ベーシスポイントである。このスプレッドが続くか、さらに拡大すると、ユーロ / 米ドルは新たな下振れ圧力にさらされる。

ヨーロッパのコロナウイルスの蔓延は引き続き単一通貨を圧迫しており、ヨーロッパの一部での3度目の封鎖が現実のものとなった場合、これは増加する可能性がある。水曜日に38,000を超える新しい症例が記録された一方で、ポーランドは2021年に新たな感染症の高値を記録し、政府に新たな3週間の部分的封鎖を課すよう促した。

テクニカル的には日足チャートは、ペアが20SMA(レジスタンス)と200SMA(サポート)の間に閉じ込められていることを示している。この弱気な見通しは、ユーロ / 米ドルがを取り、200SMAの下で開き、次のマイナス面のターゲットとして1.1832で最近の数ヶ月の安値を抜けた時に弱気の見通しとなる。一方、1.1990の20SMA は 上向きを維持している。

IGリテールトレーダーのデータによると、トレーダーの44.07%がネットロングであり、トレーダーのショートとロングの比率は1.27対1となっている。ポジションは昨日よりもネットショートではないが、先週からはネットショートポジションを取るトレーダーが増加している。総体的には現在のセンチメントと最近の変化の組み合わせにより、ユーロ / 米ドルは取引バイアスはさらに複雑になってきている。

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