「東西FXリサーチ」ユーロ/米ドルは巨大な失業報告によってスランプが拡大

2020年4月03日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

ユーロ/ 米ドルは1.08以下で取引され、今週の金曜日は下落が続いた。 農業以外の給与計算レポートでは、701,000人の雇用の損失が予想を超えて悪化している。ISM非製造業PMIは52.5ポイントも上昇している。

ユーロ / 米ドルは1.0640から1.1150への上昇から50%以上を失い、さらに 新しい安値がつく可能性を高めた。通貨ペアは50、100、および200の単純移動平均を下回って取引されており、相対力指数は30を上回った。サポートは木曜日の安値である1.0820を期待したが、1.0750になった。

COVID-19の全世界での死亡の約半分はイタリア、スペイン、フランスに集中しており、その結果、3月下旬の感染者増加の半分を消し去った。

爆発的に拡大したイタリアでのCOVID-19感染者数だが、死亡数は減少し、新症例はコントロールされているように見えるが、スペインでの死亡率の記録はほぼ毎日記録を更新している。フランスでも、その数は増加し、ここに挙げた 3国では、53,146人の世界死者のうち29,650人を占めている。

旧大陸の指導者たちは、経済的救済をめぐりコロナ債/ヨーロッパの共同債務の発行を要求している。しかしながら、ドイツは反対の陣営をリードしている。欧州委員会の委員長であるドイツのウルズラ・フォン・デア・ライエン国防相は、ユーログループと並んで妥協を模索している。

しかし、急速に発展する不況問題を即座に解決しない限り、ユーロには下落する余地がある。一方、米国の失業者率も悪化し、3月28日までの週の給付請求額は2倍以上の6.648で、予想された最悪の数字よりも悪化する可能性があり、10万人が失業するかもしれない。しかしながら、米ドルが弱気になると、その他世界の通貨も影響を受け、その結果、苦境で選択される米ドルの需要が高まるだろう。


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