今日のFXニュース:ウクライナ緊迫の地政学リスクで安全通貨の円とドル買い続く|東西FXニュース

2022年2月22日
今日のFXニュース:ウクライナ緊迫の地政学リスクで安全通貨の円とドル買い続く|東西FXニュース


東西FXニュース – 2022年2月22日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 低リスク通貨の日本円買いで東京為替市場円相場が4日連続で円高傾向に
  • ロシアのウクライナ親露派地域独立承認で地政学リスクのユーロ売りドル買い
  • 今日18時発表のドイツIFO企業景況指数が予想を上回りユーロがやや抵抗も

今日2月22日の東京外国為替市場では、四日連続のリスク回避の安全資産としての円高傾向が、対ドルでも対ユーロでも続いていた。

理由は、ロシアのプーチン大統領が東ウクライナのドネツク州とルガンスク州東部の親露派地域の独立を西側に相談なく勝手に承認して国境を変更し、「平和維持軍」の名目で軍を派遣したことから実質ウクライナ侵攻に近い「ナンセンス」だとして、それまで平和的会談に向けて準備をしてきた米国と英国と欧州の失望と反感を買い、今日の速報では西側各国がロシア制裁のための緊急会議を開いたことが欧州の朝のトップニュースで伝えられ、ウクライナ周辺でもロシア軍の戦車や装甲車が目撃されるなどの緊迫したムードが高まっていたことから、地政学リスク回避でユーロが売られ、安全資産としての日本円や流動性の高いドルが買われる動きが続いたからである。

そのため、今夜17時頃には、対ドルの円相場は114円74〜75銭で前日比18銭の円高ドル安で、ユーロ対円は129円62〜64銭の前日比1円8銭もの大幅な円高ユーロ安であった。ユーロに対して緊急時に流動性の高いドルも買われたため、同時刻にはユーロは1.1295〜1.1297ドルで前日比-0.0078のドル高ユーロ安であった。

18時6分頃になっても対ドルで114円80〜82銭で前日比12銭の円高ドル安が続いたが、今夜日本時間18時発表の速報のドイツの経済指標の2月のIFO企業景況感指数が98.9で、予想の96.5や前回の95.7を上回っていた為に一時的にユーロ買いが入り、18時6分には130円3〜5銭の前日比67銭の円高ユーロ安に少し値戻りもしてきたが、ウクライナ情勢緊迫でのリスクオフの全般的な円高トレンドは19時頃になってもまだ見受けられる。

また、日本でも今朝8時50分に1月の前年前月比の企業向けサービス価格指数が発表されており、予想通りの1.2%で、修正済みの前回の1.1%を上回っていた。

今日は日経平均株価もウクライナ危機で下落したことで低リスク通貨の円買いが起きて、相対的に安全資産とされている米国債が買われて米長期金利が低下したことから、日米金利差の縮小見込みでの円買いドル売りも入った。

日本時間の夕方頃、早朝の英国でも速報でボリス英首相が今日はロシア制裁に向けての緊急の内閣府ブリーフィングルーム危機管理委員会会議(通称COBRA)に出席との物騒なニュースが流れ、ポンド売りと安全資産の円とドル買いトレンドが続いた為、今夜になっても英ポンドに対する円高ポンド安傾向が見られた。

今日のニュース執筆時の2022年2月22日の日本時間(JST)19時30分(ロンドン市場時間10時30分)の、クロス円を中心とした為替レートは下表の通りである。

通貨ペアJST 19:30の為替レート前日比
ドル/円114.85〜114.86−0.07(円高)
ユーロ/円130.24〜130.26−0.46(円高)
ユーロ/ドル1.1339〜1.1341−0.0034(ドル高)
英ポンド/円155.97〜156.03−0.12(円高)

注意:

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