今日のFXニュース|ウクライナ情勢リスク回避で低リスク通貨の円買い円高に|東西FXニュース

2022年2月17日
今日のFXニュース|ウクライナ情勢リスク回避で低リスク通貨の円買い円高に|東西FXニュース


東西FXニュース – 2022年2月17日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • ユーロ圏の地政学的リスク回避で安全通貨としての円とドル買いが進む
  • 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨での円高ドル安の反応も
  • 欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏不動産市場の脆弱性を警告

今日の日本時間午後の外国為替市場の円相場も、ウクライナ情勢緊迫のニュースが伝わったためにリスク回避で低リスク通貨としての円買いによる円高が目立った。

円高ドル安や円高ユーロ安だけでなく、今日の夕方のニュース速報でロシア国営通信社が「親ロシア派武装勢力が実効支配する地域で、ウクライナ軍が砲弾と手榴弾を発射した」と伝えると、ユーロに対して緊急時に流動性の高いドルも買われて、ドル高ユーロ安にもなった。

それ以前も日本時間で昨夜遅くのニューヨーク外国為替市場の終盤で、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表があり、円に対してドルが下落して安値を付けていた。

理由は、米連邦準備理事会(FRB)のFOMC議事要旨で、米国のインフレと雇用回復を受けて金融政策を引き締める時期が来たとの考えは示されていたが、決定は毎回の会合でのデータ分析によって行われるとのことで、積極的というよりは実際はタカ派が期待していたほどの金利の利上げのペースには特にこだわっていないのではという見解で市場期待値が上がらず、米長期金利上昇も一段落してきたので、日米金利差の縮小想定での円買いドル売りの円高ドル安となったことが分析できた。

また、今日のユーロ安には、ウクライナ情勢の地政学的なリスクの他にも、欧州中央銀行(ECB)が一昨日のニューズレターでユーロ圏の不動産市場の脆弱性を銀行に警告していた件も、銀行系の投資家にはユーロの弱みと見られたのではと考えられている。

ウクライナ情勢を巡っては、今日になっても米国と北大西洋条約機構(NATO)がロシア軍の撤退を未確認と伝えており引き続き警戒感を示していたが、米政権高官によると、逆にロシア軍が最大7000人もの兵士を増強しているなどとして、昨日の市場では緊張緩和への期待値を上げていたロシア軍撤収が覆されたことで市場は再び一転してのリスク回避の動きとなり、安全資産としての低リスク通貨の円買いの円高を加速した。

東京外国為替市場では14時時点でも115円22~24銭と前日17時比で42銭の円高ドル安で、今夜の19時半前後でも115円9~10銭の円高ドル安である。

今日のニュース執筆時の2022年2月17日の日本時間(JST)20時3分(ロンドン市場時間11時3分)の、クロス円を中心とした為替レートは下表の通りである。

通貨ペアJST 20:03の為替レート前日比
ドル/円115.04〜115.05−0.60(円高)
ユーロ/円130.84〜130.86−0.70(円高)
ユーロ/ドル1.1372〜1.1374−0.0003(ドル高)
英ポンド/円156.55〜156.61−0.31(円高)
 

注意:

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