今日のFXニュースは米長期金利上昇の調整で円高ドル安から|東西FXニュース
2022年2月09日文/八木 – 東西FXリサーチチーム
主な点:
- 明日の米消費者物価指数(CPI)発表前の投資家の慎重な動き
- ドイツの経済指標と円とドルに対するユーロ高の関係
- 円高ドル安に対しての円安ユーロ高の理由とは
今日の東京外為市場の為替レートのニュースでは、朝から昨夜の欧米からのポジション調整などのドル売りを受けて円相場は円高ドル安の上昇から始まった。正午になっても対ドルの円の為替レートは115円33~34銭と、前日17時と比較して15銭の円高ドル安だったが、これは米長期金利の上昇が高止まりしてきたことで、利益確定のための円買いドル売りが入ったことが原因と言われている。
明日予定されている1月分の米消費者物価指数(CPI)発表を目前に、昨夜は米長期金利が一時は1.97%と更に高まり、日米金利差拡大での円買いドル売りが進んだ。
米長期金利は日本時間の今朝になると1.94%前後まで戻り、円相場を支えたと言われている。今朝から昼にかけての円の高値は115円33銭付近で26銭前後の小幅な値動きで、夜19時になっても115.36〜38円の円高ドル安の傾向が続いており、明日の発表を控えての投資家の慎重な動きが感じられる。
一方で、今日発表された日本とユーロ圏の経済指標では、今朝発表の日本の1月の前年比のマネーストックM2は前回の3.7%よりも少し低い予想通りの3.6%で、円はユーロに対しては朝から下落していた。そして、今日の午後16時発表のドイツの12月の貿易収支は前回の修正116億ユーロと予想の110億ユーロを大きく下回る70億ユーロで、経常収支の方は予想の200億ユーロを上回る239億ユーロだったので、ニュース速報と共にユーロが一時的に大きな下げと上げの反応を見せたが、日本時間19時20過ぎには131円92〜94銭の前日比29銭の円安ユーロ高となった。
同時刻にユーロは、ドルに対してもドル安ユーロ高の1.1429〜1.1431であった。
日本時間19時35分の執筆時点での、今日の為替レートは下記の通りである。
通貨ペア | JST 19:35の為替レート | 前日比 |
ドル/円 | 115.42~115.44 | -0.05~-0.06(円高) |
ユーロ/円 | 131.97~131.99 | +0.34(円安) |
ユーロ/ドル | 1.1432~1.1434 | +0.0034(ドル安) |
英ポンド/円 | 156.77~156.83 | +0.28(円安) |
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