今日のFXニュース:米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長の利上げタカ派発言で円売りドル買いの円安ドル高|東西FXニュース

2022年3月03日
今日のFXニュース:米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長の利上げタカ派発言で円売りドル買いの円安ドル高|東西FXニュース


東西FXニュース – 2022年3月3日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • ロシア停戦交渉報道でリスクオフの円買い弱まるが実際のウクライナ侵攻は継続中
  • 今夜の欧中銀ECB発表前のリスクオンの欧州通貨ユーロ安値買い戻しでユーロ反発
  • 日米金利差と米国景気指数でもドルに対して円売りが

今日2022年3月3日の円相場の為替レートは、東京外国為替市場時間の一日の対ドルの値幅は115円台の前半から後半の範囲内で、東京外為が午後17時に終値をつけた時にも115円台後半の円安ドル高で、全般的な円安ドル高の傾向が目立った。

理由は、東京市場開始以前の日本時間の昨夜から今朝のニューヨーク市場時間に、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が今月開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利上げを支持するというタカ派発言をしたことでのドル買いと、実際のウクライナ侵攻はまだ継続中だが再びロシアが停戦への話し合いの準備があるという姿勢を示したとの報道がされたことで、それまでのリスクオフムードで買われていた低リスク通貨の円売りとドル買いが進んだことにある。

また、昨夜のニューヨーク市場時間に米長期金利が上昇し、日米金利差拡大での円売りドル買いも優勢となっていた。

日本国内でも朝10時前の中値決済で日本の輸入企業が円を売ってドルを買ったことが影響しており、10時過ぎにはドルに対しての円は115円67銭前後まで下がって、ニューヨーク市場での円安ドル高のトレンドを継続した。

米国株式市場での流れを受けて、今日は日経平均株価も上がったことで、先日に金融市場不安で株価が下がっていた時に買われていた低リスク通貨の日本円が売られたことも、円安ドル高に繋がった。

今日は安値でのユーロの買い戻しに影響のあった欧州の経済指標の発表の続きもあり、更に今夜21時半には欧州中央銀行(ECB)の理事会議事要旨の発表が重要と期待されている。その為、安値をつけていたユーロがリスクオンで買われ、円が売られる場面もあった。

今夜、先ほど発表された欧州ユーロ圏のフランス、ドイツ、EUの2月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は前回と予想よりもやや下回っていたが、EUの1月の卸売物価指数(PPI)は前月比でも前年同月比でも予想よりも大きく上がっていた。

PPIは消費者物価よりも早く分かる企業間での卸売りの商品取引物価が通貨購買力を計る先読み予測の指標になると言われており、上昇すると物価動向予測によってその国の通貨が買われやすくなるので、景気指数が上がるとユーロ上昇の要因となる。また、今夜の速報のEUの失業率も、前回の7%と予想の6.9%よりも改善されており、6.8%であった。

そのため、ロシアとウクライナの話し合いの噂が出る度に、地政学リスクの高い欧州通貨のユーロにも安値でのユーロ買いの円売りが出て、流動性の高いドルはキープされても、円は利益確定もあって売られる傾向が見られていた。

プーチンの心理戦なのか、これまでにもロシアは停戦協議への姿勢を報道では見せるが、実際のウクライナ侵攻はまだ継続しており、ニュースの影響で市場にリスクオフやリスクオンのムードが高まってもおかしくはないので、引き続き注意が必要である。

今日のニュース執筆時の2022年3月3日の日本時間(JST)20時3分(ロンドン時間11時3分)付近の、クロス円を中心とした東京前日比の為替レートは下表の通りである。

通貨ペアJST 20:08の為替レート前日比GMT前日の1日レンジ
ドル/円115.71〜115.72+0.56(円安)115.440〜115.803
ユーロ/円128.27〜128.29+0.53(円安)128.165〜128.501
ユーロ/ドル1.1082〜1.1084-0.0011(ドル高)1.10713〜1.11231
英ポンド/円154.75〜154.81+0.03(円安)154.629〜155.220

注意:

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