「東西FXリサーチ」株価下落の中でのドル高

2021年4月05日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

株価下落の中でのドル高

米国の利回りに変化がない間は、米国大統領バイデンのワクチン接種対策はドル価格を揺るがす。

欧米では現在イースター休暇に入っている。予防接種キャンペーンから得られる良好な結果とFRBの議事録がイースター後の週に際立つだろう。

米国債のドルとの相関関係に対するリターンは強まっているが、その推進力はより複雑になっている。先週の主な進展は、ジョー・バイデン大統領の2兆2500億ドルのインフラ計画だった。しかし、それはコロナウイルス救済パッケージからの反応と同じように米国債の売却へは繋がらず変動の激しい取引となった。

その理由の一つに、インフラへの投入額が当初言われていた 3兆ドルよりも小さかったにも関わらず、あらかじめ差額について伝えられていたため、市場はそれを冷静に消化することできた。二つ目は、それは負債から賄われるのではなく、むしろより高い税金によって賄われると言う点–そして支出と収入共に何年にもわたって分散されるということにある。三つ目は、 議会による今後数ヶ月でのプログラムの大幅な変更の可能性である。株式が下落するにつれ増税は安全通貨のドル価格を押し上げる可能性があるが、追加の政府収入はより少ない債務発行を意味する。そのために債券利回りはより低くなる。では利回りが下がっているのに何故ドル高になるのか?それは税務局が関係して来る。

財務省は変動し、ジッターを引き起こし、各通貨がそれに対していくらか異なる取引を可能にした。そして、スターリングにとってはそれがプラスに働く。アメリカでは予防接種キャンペーンは急速に進んでいるが、COVID-19の症例は増加している。一方、予防接種の推進が進んでいる英国での、コロナウィルス感染者数の状況は改善されている。

米国、EU、英国でのCovid感染

休暇明けの市場オープニングはコロナ予防接種数による。これまでのところ、英国では感染者数を抑えているが、フランスの感染症の急増しており、仏マクロン大統領は1か月にわたる都市封鎖を発表した。英国では感染者数に改善が見られるものの、ジョンソン首相は数週間以内に英国にもこの波が到達すると警告している。イギリスでは予防接種を受けた人口は成人の50%以上に達したが、人口の半分には達していない。 イースター後の週は、言及するに価値のある情報は今のところMarkitのPMIのみ。予想しなかったサービス部門のゲージの増加が確認される可能性がある。

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