「東西FXリサーチ」短期的な米ドル/円の動き

2021年5月24日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

短期的な米ドル/円の動き

米ドル/円は弱気の圧力が高まるにつれて、108.60の価格帯で週の安値近くで取引され、この動きはリスクオンが優勢であり、短期的にはさらに下落するリスクがあることを示していることをFXストリートのチーフアナリストであるバレリー・ベドナリクが示唆している。

米ドル/円はテクニカル的に弱気

日本の年間インフレ率は予想通り4月に前年比-0.4%となった。生鮮食品の価格を除いたコアリーディングは-0.1%で、予想よりわずかに良好だった。 5月じぶん銀行製造業PMIの暫定推定値は52.5で、予想された53.8と以前の53.6を下回っている。5月のMarkit Manufacturing PMIの暫定的な予測(60.2で予測)と、同期間のServices PMI(64.5で予測)で、どちらも4月の最終測定値をわずかに下回っている。

米ドル/円のペアが108.56を下回った場合、下落は加速する可能性があり、これは即時のサポートとなる。

欧米諸国と比較して、日本の物価上昇力の弱さが目立つ。2%物価上昇を目指す日本銀行の金融政策や為替動向にも影響する可能性がある。

日米金利差の拡大で、外国為替市場では円安圧力がかかりやすい状況になっており、。ブルームバーグ相関・加重通貨指数をみると、円の相対的な強さを示す円指数は18年2月以来の水準に低下し、年初から6%余り低下しており、主要10通貨中最大の下げとなった。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの小林真一郎主席研究員はブルームバーグに 日銀による物価目標の未達成が起因し円安が続いていると語っている。

DXYは木曜日の弱さを増し、89.70前後の月間安値の領域に戻る。ドルの見方は当分の間ネガティブなままであり、したがって非常に短期的にインデックスへより深いリトレースメントを残す。これに対して、短期的には89.20(1月6日)の年初来の安値への引き戻しの余地がある。その間、より広範囲のシナリオを見ると、200日SMAを下回っているが、今日の91.7876で、ドルの見通しはネガティブなままであると予測される。

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