外国為替公認銀行


「外国為替公認銀行」とは、政府の認可を受けて外国為替取引に従事する銀行。一般に為替銀行あるいは為銀 (ためぎん) と呼ばれる。外国為替業務に従事できる銀行は外国為替及び外国貿易管理法 (外為法) の認可を受けた銀行 (外国為替公認銀行) および外国為替銀行法の免許を受けた外国為替専門銀行 (東京銀行) の2種類に限られていた。

しかし 92年金融制度改革関係法の成立に伴い,96年東京銀行は三菱銀行と合併し普通銀行に転換,外国為替専門銀行はなくなった。また 98年に外為法が改正され外国為替公認銀行制度はすべて廃止。政府が公認した銀行にのみ対外取引を集中させる為銀主義は撤廃,外国為替業務は自由化された。