難平(ナンピン)


外国為替で、「難平(ナンピン)」は難は損と同義でそれを平均することを意味する。評価損が出ているポジションに対して、同一銘柄の新しいポジションを持つことで、平均コストを下げることをいう。買ったあとに相場が下落しても買い増して買値の平均を下げておき、逆に売ったあとに相場が騰貴したら売り増して売値の平均を上げておくことによって、損失を回復しようとすること。

「難平買い」例えば、ドル円を110円で買ったが、その後に108円まで価格が下落した。利益を出すにはドル円が110円まで戻らないといけないが、難平を行なっていれば109円まで上昇すれば損得ゼロになる。