FX初心者が口座開設する前に考慮すべき10つのポイント


外国為替市場は世界最大の金融市場であり、1日あたりの売上高は約4兆ドルを超えています。その巨大なサイズにもかかわらず、この市場には投資家が取引を行うための中央取引所がありません。代わりに、投資家は、仲介業者であるFXブローカー(為替ブローカー)を通じて取引を行う必要があります。FX取引を始めるためには、まずネット検索でどのようなFXブローカーが存在するのか調べるでしょう。

しかし、あまりの数に信頼性の基準でどのFXブローカーを選ぶか、そしてFXブローカーを選ぶ方法は何であるか迷ってしまうと思います。そこで、FX初心者が口座開設する前に考慮すべき重要なポイントを解説していきます。FX初心者は下記の最も重要な10つのポイントを確認した上で、それぞれのニーズに合わせてFX口座の開設を行うことは重要です。

目次:

1. 金融規制

FX業者が金融規制当局によって規制されているかは、FX初心者が外国為替証拠金取引口座を開設する際に最初に考慮すべき最も重要なポイントのひとつです。FXブローカーの信頼性は金融ライセンスの取得を指標に測ることができます。

金融ライセンスは各国の金融当局が発行しているもので、法律に則り金融業を行うための許可を受けています。金融ライセンスがあるFX業者は、取得した国の金融当局の規則に従い、管理されながら金融業を行うことになります。できるだけ金融ライセンスを取得していない金融当局に無登録のFX業者を避けることをお勧めします。

FX初心者は、FX業者で口座を開設する前に確認する必要があるのは、主要国金融監督当局によって規制されているかどうかを確認することです。金融ライセンスを取得しているFX業者と取引することにより、FX業者が金融規制当局により課せられた運用条件を満たしていることが保証されています。これらの厳格な規制要件の一部には、顧客資金を保護するために、適切な資本を確保し、分離口座を保管することが含まれます。さらに、FX業者が清算手続きを行って破産した場合でも、資金を保護し、FXブローカーが金融業者として厳格な基準を維持していることを保証します。

以下は、世界中にいて、いくつかの厳格な規制施行に支えられている最もよく知られている金融規制当局のリストです。

  • キプロス証券取引委員会(CySEC)

2019年4月の時点で、キプロス証券取引委員会(CySEC)によって規制されてたFXブローカーは以下の基本ルールに従う必要があります。

  • 初期の株式資本:200,000ユーロ以上
  • 運転資本:750,000ユーロ以上
  • 独立した第三者監査人を通じて、財務諸表と監査報告書、年次報告書を提出する必要があります
  • 顧客資金を分離口座に保管し、一流銀行と優れた流動性プロバイダーを使用することにより、顧客資金を確実に保護する必要があります
  • 投資家補償基金(Investor Compensation Fund、ICF)を順守する必要があります。これは、FX業者が破産した場合、最大20,000ユーロの信託保全を採用していることを意味します
  • 英国金融行為規制機構(FCA)

英国で金融サービスを提供するには、FX業者は英国金融行為規制機構(FCA)の認可を受ける必要があります。この金融規制機関は、英国の金融市場の完全性を保証しながら、消費者の保護を強化してします。

イングランド銀行の傘下で、金融機関の健全性規制を行う健全性監督機構(PRA)は、金融企業を保護するための倫理的および専門的な基準の策定を支援しているため、金融機関が破綻した場合、金融市場や納税者に実際の影響はありません。

これらの機関は、 英国金融オンブズマンサービス(FOS)、マネー・アドバイス・サービス(MAS)、英国決済システム規制当局(PSR)、預金保険基金である金融サービス補償制度(FSCS)などの他の機関と協力しています。

英国金融行為規制機構(FCA)によって規制されているFXブローカーになるには、以下の厳格なガイドラインに従う必要があります。

  • 運転資本:1,000,000英ポンド(約1億5600万)以上
  • 年次監査報告書および財務諸表の提出する必要があります
  • 預金保険基金である金融サービス補償制度(FSCS)の会員になる必要があります。
  • 破産の場合、85,000英ポンド(約1300万)まで補償されます
  • オーストラリア証券投資委員会(ASIC)

オーストラリア証券投資委員会(ASIC)は、オーストラリアの証券化市場を監督する主要な法定機関であり、様々な規制当局や組織と協力して、消費者や投資家を保護しています。

例えば、ASICは、金融機関の安全性を確保するために、金融機関を監督するオーストラリアの銀行監督当局である豪健全性規制庁(APRA)と連携しています。

オーストラリアで金融サービス仲介業者として外国為替証拠金取引業務を行うことのできるためには、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)によって規制され、オーストラリア金融サービス(AFS)ライセンスを取得する必要があります。

オーストラリア証券投資委員会(ASIC)によって規制されているFX業者として、以下の厳格な基準に従う必要があります。

  • 運転資本:1,000,000豪ドル(約8500万)以上
  • オーストラリアに駐在員事務所が必要です
  • 2001年会社法(会社法)のs912A (1) (e) の組織能力義務を遵守する必要があります
  • 専門業賠償責任保険(PI 保険)の補償を遵守し、定期的な監査報告書の提出による完全な財務の透明性を確認し、ティア1銀行と協力して、顧客資金を分離口座に保管します。
  • スイス金融市場調査局(FINMA)

金融市場監督当局 (FINMA) は、スイスの独立した金融市場規制当局であり、スイスの金融市場が効果的に機能することを保証する責任があります。その任務は、銀行、保険会社、金融機関、集団投資スキーム、およびそれらの資産運用会社とファンド管理会社を監督することです。また、保険仲介業者も規制し、債権者、投資家、保険契約者の保護を担当しています。

スイスで金融市場に従事することを希望するFX業者は、スイス金融市場調査局(FINMA)の証券業のライセンスを取得し、関連規制に準拠していることも確認する必要があります。

スイスの金融市場調査局(FINMA)からライセンスを取得するには、FX業者は以下の要件を満たさなければなりません。

  • 運転資本:1,500,000スイスフラン(約1億8600万)以上
  • FinIO第63条に規定されている自己資本比率及びリスク分散ルールの遵守を常に確保できることを示す事業計画を準備する必要があります。
  • FX業者はスイスで管理する必要があります。
  • ライセンスプロセスのための認められた監査会社の任命
  • 継続的な監督のための公認の規制監査会社の任命

2. FX取引口座の仕様及び取引条件

口座種類

FX初心者としては、取引口座を開設する前に、まず口座種類に関する個人のニーズを理解する必要があります。

FX(外国為替証拠金取引)業界においてFXブローカーの大多数は、トレーダーの様々なニーズに合う3つの取引口座種類を提供しています。FX取引における通貨の単位を「ロット」(Lot)といいます。各FX口座タイプには独自の条件があり、口座によって取引できる最小の「取引単位(ロット)」が異なります。

「マイクロ口座(Micro Account)」 – マイクロ口座とは、少額取引できるFX口座であり、1ロット(1Lot)当たりの通貨数量は1,000通貨単位です。マイクロ口座は、より少ない資金でお取引をご希望の初心者の方にとっては最も適当とされる口座タイプです。

「ミニ口座(Mini Account)」 – ミニ口座とは、少額取引できるFX口座であり、1ロット(1Lot)当たりの通貨数量は10,000通貨単位です。ミニ口座は、より少ない資金でお取引をご希望の初心者と経験豊富なトレーダーの両方にとっては最も適当とされる口座タイプです。

「スタンダード口座(Standard Account)」 – スタンダード口座とは、少額取引できるFX口座であり、1ロット(1Lot)当たりの通貨数量は100,000通貨単位です。スタンダード口座は、より多くの注文数量で頻繁に取引をご希望の方に便利な口座タイプです。

マイクロ口座とミニ口座を使用すると、FX取引を始めるために必要となる資金(証拠金)は少ないです。たとえば、いくつかのFXブローカーで口座を開設するために必要な最低預金額はわずか5ドル(約500円)です。しかし、スタンダード口座では、最低預金額はFXブローカーごとに異なる場合がありますが、通常はより多くの資金(証拠金)が必要になります。各取引口座の初期最低預金額が異なることを考えると、投資家の投資資本に見合った取引口座を選択することをお勧めいたします。

レバッレジ

まず、レバレッジとは何かということから説明します。レバレッジとは、外国為替取引(FX)のみならず、金融業界に置いて使用される言葉です。例えば一万円の元資金を借り入れた資金を加えて、投資額を大きくすることで利益も増やします。いわゆる、「テコの原理」のようなで、預け入れる資金の数倍~数十倍の金額の取引を可能にした仕組みのことです。

次に、海外FX業者と国内FX業者のレバレッジを比較してみます。海外FX業者は日本の国内FX業者よりも高いレベレッジの機会を提供していることで、トレーダーから人気があります。国内FX業者は25倍が最大レバレッジと規定されていますが、海外FX業者ではその100倍以上ものレバレッジをかけることができます。

100倍から200倍が最良の外国為替証拠金取引(FX)のレバレッジ(証拠金倍率)であることが合意されています。たとえば、100倍のレバレッジを掛けて100ドル(約1万円)の少額で10,000ドル(約100万円)の証拠金で売買が可能です。したがって、100倍レバレッジは外国為替取引で使用するのに最適なレバレッジ比率と一般的に理解されています。

海外FX会社の大半は100倍以上のレバレッジを提供しているので、レバレッジだけでは最適のFXブローカーを見つけることはできません。そこで、次に証拠金についてみていきます。

証拠金

FX取引には、開設した口座に預け入れる金銭を「証拠金」または「保証金」と呼び、その金銭をもって取引を行います。証拠金を使用した取引を「証拠金取引」と呼ばれます。FX(外国為替証拠金取引) を行うためには、その資金を担保として預け入れます。つまり、証拠金とは取引するのに最低限必要な金額(担保金)のことを指します。

この保証金にレバレッジをかけるによって、少額の資金で大きな金額を運用できるようになります。ただし相場が予想と反対に動くと、想定以上に大きな損失を被る可能性もあります。

取引を開始するために必要証拠金(マージン)または「証拠金維持率」は、ポジション全額に対するパーセンテージとして表現されます。証拠金維持率はFX業者と金融商品で異なりますが、主要通貨ペアの証拠金維持率は通常、約2%から始まります。証拠金維持率は、FXブローカーで設定できるレバレッジ比率を示しています。

証拠金は、外国為替証拠金取引に関して理解するための最も重要な概念の1つであることを理解しておきましょう。次にスプレッドについてご説明します。

スプレッド

FX業者のスプレッドを調査する前に、まず通貨ペアの読み方を理解することが重要です。外国為替を取引する際に、通貨ペアは常に売値(Bid)と買値(Ask)という2つの異なる価格を表示されます。売値(Bid)の価格はトレーダーが通貨を売ることができる価格です。買値(Ask)の価格はトレーダーが通貨を買うことができる価格です。

たとえば、1ドル(米ドル)を購入するのに110.00円かかった場合、USD/JPYは1/110.00または110.00になります。

通貨ペアの最初の通貨は基本通貨と呼ばれ、通貨ペアの2番目の通貨は見積通貨と呼ばれます。この場合は、米ドル(USD)が基本通貨と呼ばれ、円(JPY)が見積通貨と呼ばれます。つまり、1米ドルを購入するのに110.00円がかかることになります。

米ドルを含む通貨ペアは、ほとんどには米ドルを基本通貨として表示しますが、いくつか通貨ペアでは、米ドルが見積通貨となります。たとえば、英ポンド/米ドル(GBP/USD)1.3500ドルの場合は、英ポンドごとに1.3500ドルとなります。ここでは、英ポンドが基本通貨であり、GBP/USDと表記されます。

FX取引は、為替相場が投資家の予想通りに動くことを期待して、通貨を売買するという行為です。たとえば、投資家はスポット・レート(相場)と呼ばれる一般的な為替レートで米ドル売ってユーロを買い、後でユーロを売って取引を巻き戻すことができます。と売値(Bid)と買値(Ask)の違いは、取引におけるトレーダーの利益又は損失となります。

「スプレッド」とは、売値(Bid)と買値(Ask)の価格差のことを指します。例えば、米ドル/円の通貨ペアの売値(Bid)と買値(Ask)の価格は、110.00(売値)/110.50(買値)の場合は、スプレッドは50ピップスとなります。

FX(外国為替証拠金取引)では、低スプレッドを提供しているFX業者で口座開設することは重要です。なぜなら、 スプレッドが狭いほど取引コストを抑えられるからです。

他の伝統的な金融市場とは異なり、FX(外国為替証拠金取引)市場には、主に手数料(コミッション)ではなくスプレッドが取引コストとなります。FXブローカーたちが手数料無料と宣伝している理由は、もともと手数料(コミション)にて収益を上げるビジネスではないからです。

FX会社の利益構造とは?

簡単に言えば、FX業者は投資家にスプレッドを請求することで稼ぎます。
次にスプレッドには変動制と固定制の2種類があります。

  • 変動スプレッド:このスプレッドは変動し、市場のボラティリティに応じて常に変動します。取引する前に、支払うべき金額を知っておく必要があります。
  • 固定スプレッド:スプレッドが変化せず、取引前にスプレッド額がわかっている場合。

一般的に、取引コストの確実性を求める投資家にとっては、固定制スプレッドが好まれます。より狭いスプレッドを求める投資家は、変動制スプレッドを好む傾向にあります。つまり、スプレッドの開きが小さい方がトレーダーにとっては得になります。つまり手数料が低く抑えることができるブローカーを見つけることも大事です。

FXにおいては、口座開設や通貨の売買に応じて手数料が発生する場合があります。当然 スプレッドの開きが小さい方が手数料が安くなります。逆に開きが大きいとその分支払うべき手数料が高くなるのがスプレッドの仕組みです。

取引手数料

FX業者を選択する際に、重要な考慮事項は、取引手数料または取引コストです。世界中で業界最高水準のFXブローカー間の激しい競争により、個人投資家はほぼゼロに近いスプレッドにアクセスすることができます。

FX取引を行う際に多くのFX業者は、変動や固定スプレッドまたは手数料体系の選択肢をトレーダーに提供しています。ECN方式を採用しているFX業者は、往復ごとに固定の取引手数料で0.0ピップスという非常に競争力のあるスプレッドの取引口座を提供しています。

いくつかの異なる口座タイプを見てみましょう。

口座種類:

変動スプレッドの口座タイプ:為替相場の変動等によりスプレッド幅が変動します。

  • 取引手数料のある口座タイプ:取引手数料で極狭のスプレッドは、ECN口座と呼ばれることがよくあります。
  • 手数料なしのスタンダード口座:スプレッドに加えて手数料はかかりません。
  • 固定スプレッド口座(マイクロ口座):固定スプレッドは、為替相場の変動に関わらず、スプレッド幅が変動しません。

取引手数料のある口座タイプのスプレッドについて

ECN口座タイプを選択し、往復取引ごとに手数料を支払う投資家は、通常、変動または固定スプレッドの口座タイプと比較して、より狭いスプレッドで取引することができます。XMTrading(ΧΜ トレーディング)やTitan FX(タイタンFX)などのFX業者は、USD/JPYやEUR/USDなどの主要通貨ペアで平均0.01〜0.05ピップスの業界最高水準の狭いスプレッドを提供しています。

注意:スプレッドがゼロに近いECN口座を提供するFX業者は、デイトレーダーやスカルパー(Scalper)に特に適しています。

異なるFX業者によって提供される平均スプレッドの間には大きなばらつきがある可能性があります。たとえば、一部のFX業者はUSD/JPYに対して最も狭いスプレッドを提供し、他のFX業者はEUR/USDに対してより低いスプレッドを提供します。したがって、FX業者と変動スプレッドの口座タイプを選択するときは、取引戦略に適した特定の金融商品の平均スプレッドを調査するのが最善です。

ロールオーバー

「ロールオーバー(Rollover)」または「スワップ」とは、同一取引日に反対売買されなかったポジションを翌取引日(一晩中)に繰り越す行為をいう。「ロールオーバレート」または「スワップレート」とは、ポジションを一晩中保持するために適用された利率(追加または控除)として定義されます。

スワップポイント(金利差調整分)とは、2国間の金利差から受け取れたお金のこと。外国為替 (FX)では、保有の取引注文(ポジション)を当営業日中に決済せず、決済を翌営業日に持ち越すこと (ロールオーバー) によって、スワップポイント(レート)を得ることが可能となります。

買った通貨ペアの利率が売った通貨の利率よりも高かった場合は、スワップポイントを獲得でき、これは「ポジティブロール」といいます。しかし、買った通貨ペアの利率が売った通貨の利率よりも低かった場合は、スワップポイントを支払うことになり、これは「ネガティブロール」と呼ばれます。

ロールオーバーは、2つの通貨間で生じる金利差から利益を得るために使用することができ、この取引戦略は「キャリートレード」といいます。スワップポイントは、FXの取引で為替差益以外の利益を出す方法であるので、重要視されます。

FXのスワップが使用される理由

トレーダーまたはヘッジャーが、約定決済日を回避または遅延させるために、既存のオープンFXポジションを将来の決済日に繰り越す必要がある場合、FXのスワップがよく使用されます。それにもかかわらず、約定決済日付を早めるために外国為替スワップを採用することもできます。

一例として、FXトレーダーは、Tom Next(トムネクスト)と呼ばれる翌日~スポットの金利がベースとなる「スワップ金利」または「ロールオーバー(Rollover)」を実行して、以前に入力されたスポットポジションの起算日を現在のスポット起算日に延長します。一部のFXブローカーは、東部標準時(EST)午後5時以降にオープンポジションでお客様に対してこれらのロールオーバーを自動的に実行します。

一方、企業は、先渡取引(Forward Contract)がすでに利益を確保した予想される残存キャッシュ・フローが、実際にさらなる1か月遅れると考えている場合は、ヘッジする目的で、FXスワップを使用することを希望する場合があります。

この場合は、ある企業は既存の先渡契約を1か月間にわたり繰り越するだけで済みます。企業は、既存の先渡契約を終了し、さらに1か月後の希望日に新しい先渡契約を締結し、FXスワップに同意することによってこれを行います。

初回の入金

ほとんどのFX取引口座は、50ドルという非常に少ない初期預金で資金を入金することができます。もちろん、レバレッジを掛けると、購買力は最低預金よりもはるかに大きくなり、少額の資金で大きな金額を運用できるようになります。これが、外国為替取引が新しいトレーダーや投資家にとって魅力的な理由の1つです。多くのFXブローカーは、様々な初回最低入金額の要件を持つスタンダード、ミニ、およびマイク口座を提供しています。

例えば、FXブローカーの中には初回最低入金額が0の設定をしている会社もあります。会社によっても異なりますが、決められた初回入金金額は一回のみの入金のみならず、例えば、初回入金が10万円と決められている場合、例)1回目:3万円、2回目:5万円、3回目:2万円、で合計10万円の入金で入金条件をクリアすることもできます。

海外FXブローカー大手のXMTrading(XM トレーディング)の最低入金額は5ドル で、最小取引通貨量は10通貨単位で取引いただけます。Titan FX(タイタン FX)の最低入金額は200ドル、最小取引通貨量は1000通貨となります。初回入金がゼロで口座開設時のボーナス金額を使用して取引を開始することも可能なFXブローカーもありますので、じっくりと比較検証する必要があります。

入出金のしやすさ

入出金のしやすいことも確認する最も重要なポイントの1つです。

即時に取引を開始したい、今すぐ出金したい、などと必要に応じた時にスムーズに入出金ができることはストレス要素が一つ減ります。つまり、市場と次の取引機会に集中するためのより多くの時間を費やすことができるからです。クレジットカードによる入金が可能か、銀行振込による出入金を希望の場合、ご自身の利用している銀行が海外送金に対応しているかなどをまず確認する必要があります。

また、FXブローカーによっては海外送金手数料を負担する会社もありますので、この点もFXブローカーを比較する際に確認が必要です。例えば、一部のFX業者は出金手数料を請求しません。他のFX業者は月に1回の無料の出金を提供し、その後の出金には手数料がかかりますが、いくつかは出金ごとに手数料を請求します。

通常クレジットカードの入金は即時に口座に反映されますが、入出金にかかる時間も確認が必要です。通常は数日で出金が行われますが、銀行口座振り込みの場合は、銀行の稼働日によっても変わってきます。また、その他、ご自身が利用している電子マネーの利用が可能かどうかも確認してみてください。海外ブローカーの中にはゆうちょ銀行に対応していない会社もありますので、ご留意ください。


3. 豊富な入出金方法を提供しているFX業者で口座開設する

FX取引を実際に開始するには、開設した取引口座に入金(デポジット)を行う必要があります。スムーズな入金、出金が行えることは重要です。今が利益を大きく出せるチャンスが大きい、通貨ペアに見つけ狙いをつけ、すぐにでも取引を開始したい、と思っても、入金手順に手間取ったら、そのチャンスを逃す可能性もあります。また、すぐに出金したい、と行った場合も同様で、迅速にストレスなく、出金を行えることは投資心理の上でも重要です。

海外FX業者を利用しての取引には、海外にお金を送金しなくてはならないのだろうか、海外のFX口座に入金しても大丈夫だろうか、外国語で入金手続きを行う必要があるのか、などといった不安も生まれると思います。そこで、FXブローカーを選択する際に、できるだけ豊富な入出金方法を提供している業者を利用することをお勧めします。

まず、海外FXブローカーへの入金方法をあげましょう。

※ 入出金方法は規制の関係で変わることがあることを留意してください。

通常、海外FX業者の入出金の方法として利用可能なサービスは6種類になります。

クレジット・デビットカード

ご自身が所持しているVisa(ビザ)やMastercard(マスターカード)を中心にクレジットカードを利用しての入金は、入金金額は大手のFXブローカーでは即時に取引口座に反映されます。中では、入金に24時間以内かかる会社もありますので、各社の入出金について確認してください。多くの大手のFX業者が入金方法として、JCBカードを提供していますが、これは事前に確認する必要があります。また、アメリカンエクスプレスカードが利用できるかどうかは確認が必要です。

クレジットカード利用の留意点:

クレジットカードを利用した場合、出金もクレジットカードで行いますが、マネーロンダリング防止(AML)やテロ資金供与対策(CFT)を強化する理由のため、入金額以上の出金をすることができません。例えば、10万円入金した後、その資金が取引利益の結果として15万円まで増えても10万円しか出金できず、残りの5万円は銀行送金によって振込先金融機関口座に送金されます。

クレジットカードでは、出金をカード使用のキャンセルによる「返金(リファンド)」として扱うためです。また、クレジットカード会社によってはトレーダーの口座に着金するのが2週間になる、というケースもあるようです。FXブローカーの大手XMTrading(XMトレーディング)及びTitan FX(タイタン FX)の出金速度は 1-2日と早いことで知られています。

海外FX業者の国内銀行送金サービス

海外FX業者の国内銀行送金サービスは、海外FX業者の指定する日本国内の金融機関口座に振り込みをする方法です。国内銀行への振り込みなので、各銀行が定める数百円の振込手数料で入金が可能です。FXブローカーの国内の振込先金融機関で入金の確認後、FX口座に反映させるという仕組みになっています。実際に銀行の窓内に行かずとも、インターネットバンキングを利用して振込処理が可能です。

海外FX業者の国内銀行送金サービスの留意点:

国内銀行送金で入金した場合、主に海外銀行送金での出金となります。また、仲介業者を通して国内銀行振込する場合は、国内銀行から出金となります。

国内銀行振込に対応している業者のほとんどは入金手数料が無料ですが、国内銀行からの振込手数料がかかる場合があります。また、海外のFXブローカーの口座に反映される前でに最短で数日かかります。

海外銀行送金

インターネットが普及するまでは、海外への送金は海外銀行送金で行われてきました。そのため、ほとんどの海外FXブローカーが対応しています。

海外銀行送金による入金方法は、日本の銀行口座から海外FX業者の海外銀行の口座に入金します。その際にかかる費用は海外送金手数料です。大手FXブローカーは送金手数料はFXブローカー負担、つまり送金側は手数料が無料としたサービスを提供しています。それ以外には、銀行規定の送金料金に沿った数千円からの手数料を銀行に支払う必要があります。

海外送金の留意点:

また、口座反映されるため着金にはおおよそ2日から3日がかかります。また銀行送金は営業日に行われるため、休日や連休などがある場合はさらに時間がかかる必要もあります。

この海外銀行送金で注意したいのは、海外送金にはSWIFT(スイフト)コードを持っている銀行でないと送金できません。スイフトコードは海外送金を行う金融機関を識別する番号のことです。大手都市(地方)銀行であればSWIFTコードは大抵持っています。しかし、念の為利用銀行に問い合わせてみてください。

ビットコイン(Bitcoin)

さて、近年の仮想通貨の取引を行っているトレーダーも増加している中、ビットコイン(仮想通貨)による入出金は、手数料が安いこと、そして仮想通貨取引所が24時間対応している場合は、入出金は手早く行うことができます。

ビットコイン(Bitcoin)の入出金の方法は、仮想通貨取引所で購入したビットコインを 海外のFX口座に送金することになります。ただし、ビットコインは価値の変動は極端に大きいこともあるため注意が必要です。口座にはリアルタイムで反映されます。

送金手数料は入金額の約0.5%ですが、送金額が多くなるとそれなりの料金がかかってしまいます。また、入金には上限があることに加えて、ビットコインを利用して入金を行うことができる海外FXブローカーは多くありません。

ビットウォレット(bitwallet)

ビットウォレット(bitwallet)は、最新を利用したオンラインウォレット・資金移動などのサービスを提供し、シンガポールに拠点を置いている会社です。近年では多くの海外FX業者がビットウォレットを導入しはじめています。ビットウォレットの利用では、FX口座着金までの時間も大幅に短縮することができます。 トレーダーはクレジットカード、国内銀行振込などでビットウォレットが指定する口座に入金し、ビットウォレットを通じて海外FX業者へ資金を送金します。

ビットウォレット(bitwallet)からFX取引口座への資金移動がリアルタイムに行える海外FX業者もあり、銀行営業時間内であれば、銀行口座からの振込からわずか数時間で海外FX業者へ送金が完了する場合もあります。ビットウォレット(bitwallet)に対応している海外FX業者同士であれば、ビットウォレットを経由して簡単に資金移動が可能となります。大半の海外FX業者はビットウォレット(bitwallet)と業者間の手数料を無料にしているため、一旦ビットウォレット(bitwallet)に出金し、別の業者に入金することで、対応業者間での資金移動についても手数料を発生しません。

ビットウォレット(bitwallet)では運用していない資金はビットウォレットに保管でき、資金の一元管理が容易になります。もし、トレーダーが複数の海外FXブローカーを通じてFXの取引を行っている場合は、ビットウォレット(bitwallet)を確認すると損益を確認しやすくなります。

スティックペイ(STICPAY)

フィンテックのスティックペイ(STICPAY)もbitwalletと同じオンラインウォレットサービスを提供しています。2017年に誕生し香港に本社を構えている会社が仮想通貨での入金が可能です。bitwalletは2019年7月より仮想通貨での入金サービスを行っていません。スティックペイは多くの海外FX業者も提携しています。

ビットウォレットと提携している海外FX業者を利用している場合、海外FX業者がスティックペイに対応していれば入出金方法を一括して管理できます。

スティックペイは海外のFX業者が運営するサービスですが、アプリやサイト・サポートセンターの全てが日本語に対応しているため、英語が苦手な場合にも安心です。

FXは世界中で24時間取引されており、為替レートは常に変動しているためにトレーダーは口座へ迅速かつ最小限のコストで資金を入金する必要があります。

通常、銀行送金の場合は口座に資金が反映するまでに数日かかることがありますが、e-Walletの場合、資金は即時送金され、手数料は無料または非常に低額です。STICPAYのユーザーはFXのキャッシュバックサービスでSTICPAYサービスを提供している海外FXブローカーで最大15%のキャッシュバックを受け取ることができるといった特典もあります。

出金について

海外FX業者各社では共通して「原則入出金は同じ方法」をとっています。特に、クレジット・デビットカードに関しては厳格に適用されています。その理由は、AML(Anti-Money Laundering/アンチ・マネー・ローンダリング)資金洗浄を防止するという指針に基づいています。また、複数の入金方法を利用している場合、「出金優先順位」というルールが適用されます。

出金優先順位

「出金優先順位」は、各FX業者によって異なりますが、クレジット・デビットカードによる入金をしていた場合は、全てのFX業者でクレジット・デビットカードへの出金が優先されます。クレジット・デビットカードでの入金分を出金した後は、スティックペイ(STICPAY)とビットウォレット(bitwallet)などのオンラインウォレットでの出金が優先されます。オンラインウォレットでの入金額も出金した後、海外銀行送金での出金が可能になります。しかし、FXブローカー各社によっても優先順位は変わってくるので確認が必要です。


4. 取扱商品が豊富なFX業者で口座開設する

FX取引は、通貨ペアの売買で利益を産むことが目的です。そのため、FXブローカー会社の取り扱い商品は海外為替のみと思われがちです。しかし、実際にはそうではありません。大抵のFXブローカーは幅広い商品を取り扱っています。

そこで、競争の激しいFX業界では他社よりバラエティーが多いCFD(差金決済取引)の商品を販売することも自社のセールスポイントとなっています。CFD(差金決済取引)とは、金(メタル)・銀やエネルギーの石油といったコモディティ商品や、株価指数やETF、海外株式など、世界中の様々な商品の取引を提供しています。通貨ペアの他に、株式、商品、株価指数、仮想通貨など、100種類以上のCDF銘柄を扱っている場合が多いです。

海外FXブローカーの主な取り扱い商品

  • 通貨ペア
  • 株価指数
  • エネルギー
  • メタル(貴金属)
  • 商品先物 100
  • 仮想通貨
  • 個別株式
  • ETF
  • 債券

CFD(差金決済取引)とは

CFD(Contract For Difference)は 日本語では「差金決済取引」のことを意味します。差金決済取引は金融商品の一つで、証拠金(保証金)をFX業者つまりFXブローカーに預託し、原資産となる国内外の通貨、株価や金価格など金融商品の価格や指数をもとに差金決済による売買を行なう取引をいいます。また、外国為替証拠金取引(FX)同様に、レバレッジを効かせた取引を行うことができます。

また、国内FX業者では利用できない「ゼロカットシステム」を採用している業者が海外ブローカーに多いため、証拠金以上の損失を心配することなくCFD取引を行えます。

例)
市場価格50万円で購入したCFDの価格が10万円上昇
決済価格と注文価格との差額=40万円=利益
この場合は40万円がトレーダーの利益となります。

CFD(差金決済取引)の特徴

CFDは差金決済による売買であるために、現物の売買ではありません。取引の際は、取引口座の証拠金を資産に取引を行い、決済時の差金のみを受け取ることになります。

CFDの利点

より高いレバレッジCFDは、従来の取引よりも高いレバレッジを提供します。CFD市場の標準レバレッジは規制の対象となります。現在は、海外FX業者では50倍(2%)~1,000倍(0.1%)のレバレッジの範囲にになる可能性があります。証拠金要件が低いということは、トレーダーの資本支出が少なく、潜在的なリターンが大きいことを意味します。 ただし、レバレッジの増加は、トレーダーの損失を拡大する可能性もあるため注意が必要です。

CFDの種類

海外FXブローカーでは、外国為替に加えて取り扱うCFDの主な種類は、貴金属、エネルギー、農産物の3つに分類されます。その取り扱い主な銘柄は下記の通りです。

銘柄の例

  • 株式CFD – Amazon(NASDAQ), NIKE(NYSE), Apple(NASDAQ), NVIDIA(NASDAQ)等
  • 株価指数CFD – 日経225、NYダウ、S&P500、FTSE100、ドイツDAX、ユーロ・ストックス50等
  • 金属CFD – 金、銀、銅、プラチナ、パラジウム等
  • エネルギー – 原油、天然ガス等
  • 商品CFD – ココア、コーヒー、とうもろこし、綿、大豆、砂糖、小麦等
  • 仮想通貨CFD – BTC(ビットコイン)・XRP(エックスアールピー)・ETH(イーサリアム)等

CFD取引の留意点

FX業者によっては、FX取引時のレバレッジと以外にも、銘柄によって指定されたレバレッジが適用される場合があり、また、取引時間は銘柄によって異なる場合があるために注意が必要です。

取引手数料

業界競争が激しいFX業者では、海外FX取引のCFD取引手数料を無料にしています。つまり、トレーダーに手数料はかかりません。

1つの取引口座でFXとCFDの取引が可能

FX・CFD全ての銘柄を1つの口座で取引

海外FXトレーダーは、FXもCFDも、一つの口座で全商品の取引を行うことができます。日本では、通常はこれらの取引には別々の口座にての取引が必要になります。また、FXとCFDで取引ツールも変わってくる場合があるため、そのそれぞれの使い方をマスターしなくてはなりません。

一方、海外FXの大部分は取引ツールとしてメタトレーダー(Meta Trader)を採用しています。MT4、MT5という言葉はFXを始めようとしているトレーダーは一度は聞いたことがあるかもしれません。このツールは MetaQuotes Software社(メタクォーツ社)によって開発された、FX・CFD用の取引ツールで、世界中で最も多く利用されているチャートソフトです。現在はMT5も使われていますが、プロトレーダーも含め、MT4が一般的には流通しています。

株価指数CFD

株価指数CFDは、多数の銘柄の株価を指数化した銘柄です。株価指数CFDの利点は、 指数を構成する多数の株式銘柄に投資することで、分散投資と同様にリスクを配分することができます。一つの株価が大きく下落しても、他の株価の総合的な上下落によって、その下落を狭めることができます。逆に、一つの株価が大きく上昇しても、他が下落していれば損益が少なくなる可能性もあります。

海外FXでは、日経平均株価指数やジャスダックといった日本国内の株価指数以外にも、世界中の主要な株価指数のお取引が可能です。

株価指数CFDの主な銘柄は下記をご参照ください。

国名(市場)- 株価指数の名称

  • 日本 – 日経平均株価指数、ジャスダック指数
  • 香港 – 香港ハンセン指数(HIS)
  • 中国 – 中国A50種指数(FTSE China A50)
  • シンガポール – シンガポール ブルーチップ
  • アメリカ – ニューヨークダウ平均指数(Dow Jones)、ナスダック総合指数(NASDAQ)、S&P 500種指数(S&P500)
  • ユーロ圏 – ユーロストックス50種指数(Euro Stoxx 50)
  • フランス – フランス40種指数(CAC40)
  • ドイツ – ドイツ30種指数(DAX30)
  • イタリア – イタリア40種指数(ITALY40)
  • オランダ – オランダ25種指数(NETH25)
  • スイス – スイス20種指数(FSMI)
  • スペイン – スペイン35種指数(IBEX35)
  • イギリス – イギリス100種指数(FTSE100)
  • オーストラリア – オーストラリア200種指数(ASX200)

5. FX業者の取引方式を理解する必要がある

FX業者を検索する際に、「STP方式」、「ECN方式」、「NDD方式」、「DD方式またはマーケットメイク方式(マーケットメイカー制)」などのFX用語が聞こえます。これらのFX用語はすべて、FX業者が運営しているビジネスモデルまたは取引を行う方式を説明するために使用されます。

では、これらすべての用語とはどういう意味でしょうか?

FX業者には、DD・DD方式(Dealing Desk)またはマーケットメイク方式(マーケットメイカー制)」とNDD方式「Non-Dealing Desk(ノンディーリングデスク)」の主要な2種類があります。

「DD方式」または「マーケットメイク方式」とは

DDとは、ディーリングデスク(Dealing Desk)の略で、投資家とFX業者が1対1で取引を行う方式のことです。「DD方式」または「マーケットメイク方式(マーケットメイカー制)」を採用しているFX業者は、社内ディーリングデスクを通じて投資家の取引注文をカバーします。これは、投資家が米ドル/円のような取引ポジションを発生すると、取引はFX取扱業者によって実行され、取引リスクにさらされることになります。

「NDD方式」とは

NDD方式とは、「No Dealing Desk(ノーディーリングデスク)」の略で、顧客の注文を流動性プロバイダー(LP)に直接送信することにより、カバー先の提示するインターバンク市場において為替レート(インターバンク・レート)への直接アクセスを提供するFX業者によって採用されている取引方式です。

DD方式「Dealing Desk(ディーリングデスク)」やマーケットメイク(MM)制度とは異なり、NDD方式のFX業者は、複数の流動性プロバイダーに直接低遅延の相互接続を配置し、投資家に対して最も競争力のあるBID(ビッド)とASK(アスク)価格を提供します。投資家から受けた売買注文は、銀行間市場(インターバンク市場)に直接流され、流動性提供者(カバー先)によって直接カバーされます。ΝDD方式を採用しているFX業者は、投資家との利益相反を最小限に抑えるため、非常に人気となりました。

NDD方式のFXブローカーには、ECN方式とSTP方式の2種類があります。それらは両方とも本質的に個人投資家とマーケットメーカー間の仲介者です。

「ECN方式」とは

ECNとは、「Electronic Communications Network(電子通信ネットワーク)」の略で、金融市場の市場参加者の可能な限り最良の価格を表示し、買い注文と売り注文を自動的に照合するコンピューター化されたシステムです。

FXトレーダーが取引プラットフォームで「ASK(買)」を押すと、FXブローカーは自動的に売り注文を可能な限り最良の価格で照合し、取引を完了します。取引注文はFX業者のコンピューターシステムで自動的に処理され、電子通信ネットワーク(ECN)を介して送信されます。これが「No dealing desk(ノーディーリングデスク)」という用語の由来です。

「STP方式」とは

STPとは、「Straight Through Processing(ストレート・スルー・プロセッシング)」の略で、マーケットメイク(MM)のディーリングデスクによって実行するためにFX業者が取引注文を銀行間市場(インターバンク市場)に直接流する取引方式を指します。この場合は、STP方式(ストレートスループロセッシング)のFX業者として知られています。

ECN方式とSTP方式のFX業者はどちらも、外国為替市場のいくつかのDealing Desk(ディーリングデスク)」やマーケットメイク(MM)の仲介者です。マーケットメイク(MM)は、価格とともに取引量をECN方式のFX業者または第三者の流動性プロバイダーに送信します。ECN方式・STP方式のFX業者は、システムにリンクされている取引プラットフォーム(MT4・MT5など)に価格を配布します。ECN方式・STP方式のFX業者は取引を実行せず、投資家から受けた売買注文を直接送信するための仲介者として機能することに注意してください。

FX業者を採用されている取引方式の種類が重要なのはなぜですか?

FX業者の取引方式またはビジネスモデルは、受け取ったスプレッドの種類と、スプレッドが固定もしくは変動に影響を与えるため、重要です。最後に,そしておそらく最も重要なことに,これはトレーダーのコストを決定します。


6. 約定速度が速く、スリッページが最小限のFX業者で口座開設する

約定速度とスリッページについて

FX業者を選択する際の最も重要な要素の1つは約定速度です。注文が効率的に執行されない場合、トレーダーは大量のスリッページが発生し、結果としてお金を失う可能性があります。

外国為替市場で急激な相場変動が起きる可能性がありますため、約定速度が速く、スリッページや約定拒否の少ないFX業者を選択することは、取引戦略の成功にとって重要です。スリッページとは、為替相場が極端な変動等により投資家が注文時に指定したレートと実際に約定レートとの差を指します。頻繁なスリッページの可能性を減らすために、投資家は約定速度・約定力が高い(約定拒否なし)FX業者を選択することをお勧めします。

迅速な注文執行を果たすために、多くのFX業者は光ファイバーケーブルを使用して金融機関などの主要な流動性プロバイダーに接続しています。FX業者は、取引サーバーをニューヨークとロンドン等の主要な金融中心地にあるエクイニクス(Equinix)のデータセンターに戦略的に配置することで、低遅延、高信頼性の実現をどこでも実現できます。

成行注文と指値注文

スリッページが少ないFX業者を見つけるために、成行注文と指値注文の実行速度を比較することができます。自動売買に一般的に使用される成行注文は、現在の市場価格で行われます。一方、指値注文は、投資家の希望する売買価格に達したときに自動的に実行されます。


7. デモ口座を開設して取引環境をテストすることが大切

初めてFXをするなら、まずはFXの基本的な仕組みを理解し、その後どのように、世界で広く普及しているMT4メタトレーダー4)、MT5(メタトレーダー5)といった取引プラットフォームの使い方を学ぶことが必要です。

FX取引について理解していても、実際に取引を行うプラットフォームがうまく利用できなければ、投機チャンスを逃す場合もあります。特に、デイトレーダーなどは 、瞬時の取引判断を必要とするため、確実に取引プラットフォームの使い方をマスターすることは重要です。このシュミレーションはデモ口座とよばれるテスト専用の口座で行うことができます。

各FX業者では、リアル口座と呼ばれる、実際に資金を入金して取引を行う口座と、取引の練習用のデモ口座を提供しています。デモ口座では実際に資金を口座に入金する必要がなく、あくまで仮想数字のみで取引プラットフォームとその様々な機能を試します。つまり、損得は生まれません。また、あくまで仮想取引のため、トレーダーの売買はFX市場には影響しません。

デモ口座は、株式取引プラットフォーム、外国為替取引所、商品取引所など、さまざまなオンライン取引プラットフォームが提供されています。

重要なポイント 

デモ口座は、取引プラットフォームによって提供される一種の口座であり、FX取引をしたい、もしくは取引について検討してみたいといった、潜在的トレーダーたちは、デモ口座にて実際のお金を投入する前に取引プラットフォームを試すことができます。

デモ口座は、常に取引したいと思っていたが十分なお金がない、お金はあるがどこから始めればよいかわからない、または新しい戦略をテストしたい経験豊富なトレーダーを対象としています。

デモ口座の普及

デモ口座は、オンライン取引とともに21世紀に普及しました。これらは、顧客が取引プラットフォームのユーザーエクスペリエンスと機能をテストしてから、これらの投資に自分のお金を投入したり、プラットフォームの取引手数料を支払ったりする方法として、顧客に提供されるようになりました。取引が紙ベースでなくなり、高速インターネットがより多くのアメリカ人によって採用され始め2000年代にオンライン証券会社によって提供され始めました。

個人の資産管理の重要さを教えているアメリカの学校では、高校生に株式市場への投資の基本を教える手段として、デモ口座も採用しています。多くの学区では、学生がデモ株口座を維持し、学期中の投資の進捗状況を監視することを要求する個人金融または経済学のクラスを提供しています。

海外FXが初めての人も、MT4を使ったことがないという方も、 デモ口座があれば、安心してトレードの練習ができます。

デモ口座の利点

デモ口座とは、実際に資金を入金することなしに、ヴァーチャルマネーにて無料で取引が体験できます。したがって、損失が発生することはなくリスクなしで体験ができます。

デモ口座の取引環境は、リアル口座とほとんど同じ環境となっているため、 他の海外FX業者との比較や取引手法・自動売買プログラムのテストなど、様々な目的で利用することができます。

デモ口座利用の留意

各FX業者によっても提供される口座タイプは異なりますが、「スタンダード口座」、「ミニ口座」および「マイクロ口座」の3つが代表的な口座になります。しかし、すべてのリアル口座タイプがデモ口座として利用できるわけではありません。例えば、FXブローカーによっては、「マイクロ口座」がデモ口座として利用できない場合もありますので、デモ口座を開設する時に利用可能な口座タイプの確認が必要になります。

多くのFXブローカーは、リアル口座には有効期限を設定していませんので、リアル口座開設後一定の期間取引がOだとしても口座を保持することができます。しかしながら、デモ口座には有効期限があります。

デモ口座では、最後のログインから1ヶ月から3ヶ月以上(有効期限は各社によっても異なるため、確認が必要になります)利用がない場合は、有効期限切れとなり、一度有効期限切れとなったデモ口座は無効になってしまいます。一度、無効になったデモ口座の復活はできないため、再度デモ口座を開設する必要があります。デモ口座は何度でも開設することができます。

一般的にリアル口座では、口座の有効証拠金の金額が一定の金額まで減ってしまうと、それに応じてレバレッジ率も低下します。しかしながら、デモ口座では、有効証拠金の金額で、レバレッジに制限がかかることはありません。


8. 24時間カスタマーサポートを提供しているFX業者で口座開設する

FX取引が可能な時間帯を知っていますか?その答えは24時間です。

なぜかというと、その理由は、時差です。日本の朝から夕方はアジアでの取引が繰り返されます。その次は、季節によっても変わりますが、およそ日本と時差が8時間ほどあるヨーロッパ大陸。日本の夕方はヨーロッパ大陸の朝になり、為替取引が開始されます。次に、アメリカ大陸が続きます。日本の夜10時ころから取引はスタートします。

そこで、FXプロトレーダーにとっても初心者にとっても、カスタマーサポートの有無は重要になります。FX業者にシンプルな操作で迅速かつ確実に連絡がとれることはとても重要です。例えば、ログインパスワードを忘れてしまったり、入金したが口座に反映されていないなど、様々な問題が発生する可能性があります。

海外FX業者だと、日本語でないとコミュニケーションが測れないのでは、ウェブサイトが理解できないのでは、などとの不安が生まれると思いますが、大手の海外FX業者の大半は日本語のホームページがあり、24時間日本語サポートサービスを行っています。多くのFX業者は、1日24時間・週5日の営業のカスタマーサービスを提供しますと、いくつかは24時間年中無休でカスタマーサーサポートを提供します。

最も一般的な連絡方法には、電子メール、お電話、ライブチャットがあります。海外への電話は国際電話料金がかかり、FXトレーダーが日本語カスタマーサポートの担当者と即座に連絡を取り、ご質問にすぐに答えることができるため、オンラインライブチャットはますます人気が高まっています。

カスタマーサポートは、特に初心者のトレーダーにとって不可欠です。技術的な問題が発生した場合でも、取引口座の資金調達に関する質問がある場合でも、迅速かつ効率的に解決策を見つけることができることは、外国為替証拠金取引の初心者にとって役に立ちます。

そこで、海外のFX業者で口座を開設する時には、電子メール、電話、及びライブチャットを含むすべての連絡方法を提供されていることを確認してください。

電話サポート

電話で直接問題点について話を日本語で話しができることがベストです。しかしながら、この場合は、日本にオフィスの拠点を置いて、電話でのサポートを行っている海外FX業者はまだ少ない状況です。つまり、日本から海外へ電話をかけると、電話代の負担かかってしまいます。フリーダイヤルを提供しているかどうか、そして、日本語での対応が可能かどうかも確認が必要になります。

ライブチャット

大半の大手FX業者は各社のウェブサイトにライブチャットの機能を提供しています。例えば世界および日本人トレーダーに最も利用されているXMTrading(XMトレーディング)では、日本語によるライブチャットを平日24時間受け付けています。FX会社同士の競争が激しため、各社カスタマーサポート対応時間はできるだけ素早い対応が求められますが、24時間対応可能かどうかも海外FX業者を選択にポイントの一つになります。

メールサービス

メールサポートは上記2つの手段と比較して、返答を受け取るまで少ない時間差が出る場合もありますが、複雑な、もしくは記録に残しておき、後から見直しが必要な内容などにはメールサービスの利用は役に立ちます。大手FX業者は、メールサービスも日本語で対応しているところが多いため、日本語で質問を書いて、日本語で返答を受け取ることができますので、翻訳をどうしたらよいか、などといった不安は必要ありません。


9. FX教育とツールを提供しているFX業者で口座開設する

多くの評判の良い海外FX業者は、質の高い日本語カスタマーサポートを提供することに加えて、初心者と知識の豊富なFX専業トレーダーをより賢明な意思決定を支援し、取引スキルを向上させるために、さまざまな教育リソースとツールを提供しています。

FX業者は、投資家の外国為替証拠金取引およびCFD市場について知識を深めるのに役立つ豊富な情報を提供します。注意すべきリソースは次のとおりです。

  • オンラインコース、レッスン、アカデミー
  • FX取引プラットフォームのビデオチュートリアル
  • ウェビナーとビデオ
  • 電子書籍

外国為替の基礎知識、人気のある通貨ペア、市場機能への圧力を生み出す要因に関する多様なウェビナーとチュートリアルを備えたウェブサイトの教育セクションを探してください。これらの資料には、中央銀行が政策金利を上げたり、下げたりするときに通貨にどのように影響するか、そして投資家がそれらの定期的なイベントにどのように備えることができるかについての詳細な情報が含まれている必要があります。

チュートリアル

教育セクションでは、FX業者の取引プラットフォーム、取扱通貨ペア、取引注文の種類(成行注文や指値注文)についても説明される必要があります。カスタムウォッチリストを作成する方法、テクニカルチャートの設定方法、チャート画面の表示方法を学ぶために、ビデオ、マニュアル、またはその他のチュートリアルを探してください。これらの教材では、取引プラットフォームから直接ニュースや調査にアクセスする方法についても説明しているため、情報を探してネットサーフィンする必要はありません。

リサーチと経済分析

広範な調査および経済分析ツールは、通貨ペアに投資をして短期的な利益を得るチャンスを強調するはずです。このセクションでは、業界の専門家による無料の第三者の解説と洞察、および最新のニュースとライブウェビナーを提供するはずです。地元の市場だけでなく世界中にまたがる研究を探し、世界市場を動かすすべての経済的リリースを集した経済指標カレンダーを確認してください。

ソーシャルトレーディング

ソーシャルトレーディングは近年非常に人気があり、今ではほとんどの評判の良いFX業者で利用できます。この取引機能により、取引口座をお持ちの方はソーシャルハブを介してユーザーとやり取りし、取引のアイデア、戦略、洞察を共有できます。一部のソーシャルハブは、この概念をもう一歩進めて、他の経験豊富なプロトレーダーによる売買注文を模倣できるコピートレーダー機能を提供しています。

一番良いソーシャルトレーディングハブは、顧客が最も多作なメンバーやプロトレーダーに簡単にアクセスできるように評価システムを備えています。これらの連絡先は、サードパーティ製アプリを許可するAPIインターフェイスを備えている取引プラットフォームのカスタマイズに非常に役立ちます。FX業者が、包括的なアドオンライブラリを提供し、資金運用を自動化し、さらに簡単なタスクにするために役立ちます。


10. 付加価値サービスを提供しているFXブローカーで口座開設する

外国為替証拠金取引(FX)の業界は非常に競争力のあるので、一部のFX取扱業者は、無料の金融分析サービス、リアルタイムのニュースフィード、取引シグナルなどの付加価値サービスを提供することで、他のFX取扱業者との差別化を図っています。これらの付加価値サービスのほとんどは無料で提供されています。しかし、これらのサービスにアクセスする前に最低入金額を設定しているFX業者もあることに留意して下さい。

追加機能

FX業者の取引プラットフォームが提供している機能を確認することをお勧めします。次の機能の用意はありますか?

  • 包括的なチャートツール
  • 幅広い技術指標
  • 取引プラットフォームでのワンクリック取引
  • 逆指値注文(ストップロス注文)やトレーリングストップなどのリスク管理ツール

これらはすべて一見些細と思われることかもしれませんが、シームレスな取引体験を確実に楽しむために重要な役割を果たします。

しかし、取引プラットフォームの選択に関しては、それは本当に個人的な選択の問題です。これらの取引プラットフォームのほとんどは、同じ基本機能を備えています。自分の希望に適したプラットフォームを選択するためには、FX業者が提供するデモ口座を試すとよいでしょう。デモ口座を提供していないFX業者は、検討する価値はないでしょう。

口座開設キャンペーン・プロモーション

日本のFX業界では、証券会社のFX口座開設と取引をポイントサイト経由で利用することで、ポイントの獲得が可能になる場合があります。一方、海外FX業者では、口座開設が完了した段階で、口座開設ボーナス額(例えば5000円)や入金金額によっても変動しますが、例えば最大150万円のボーナスやキャッシュバックといったサービスを行っています。それぞれFX業者を当社のサイトに検証してみることをお勧めします。