「東西FXリサーチ」英ポンド/米ドルは1.4000〜1.3990レンジに注目

2021年5月20日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

英ポンド/米ドルは1.4000〜1.3990レンジに注目

英ポンド/米ドルは水曜日に多少の売りが見られ、前日の強い前向きな動きの一部は2月下旬以来の最高レベルである1.4220地域付近で損なわれた。

米国債の利回りが大幅に上昇したことで、米ドルは数か月ぶりの安値から好調な反発を見せた。これとは別に、株式市場の急激な下落は、グリーンバックの比較的安全とみられている通貨の地位をさらに支えた。これは、英ポンド/ 米ドル下向きの圧力をかける重要な要因と見なされていた。英ポンド / 米ドルは、今のところ、連勝の3日間連続で急上昇しており、1.4150-40地域での取引が最後に見られた。マイナス面への次の関連サポートは、1.4100の近くに止まっている。その後にくる下落は購入の機会と見なされ、1.4000年半ば近くに制限されたままになる可能性がある。

これに続いて、先週の1.4000〜1.3990地域付近の安値が続き、それを下回ると、英ポンド / 米ドルは下落を加速し、1.3900半ば近くで上昇サポートをテストする可能性がある。持続的な弱さは、短期的なプラスのバイアスを打ち消し、代わりに積極的なテクニカル売りを促し、ペアを弱める。反対に、1.4190-1.4200のレンジは、現在1.4225-35領域付近で、上昇チャネル抵抗の即時の上昇の最高値を制限しているようだ。言及されたバリアは、2月に見られた過去一年の最高値と一致する。これを、しっかりと超えた場合、新たな強気のブレイクアウトが見られ、さらに短期的な高値の動きになっていくだろう。

先日発表された英国のインフレ率は4月に前月の2倍になり、物価上昇が始まった。英政府統計局(ONS)が発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.5%上昇、前月は0.7%上昇だった。イギリスでは国内のエネルギー価格と衣服の値上がりがCPIを押し上げたと見られる。このことは、英国の経済が再開し消費意欲が高まっていることを意味している。イングランド銀行では、年内にインフレ率が目標の2%を超えると予測している。このまま好調に経済が活性化していけば、インフレ圧力も高まり、来年には利上げがされる可能性があることが市場では見込まれている。

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