FXニュース:米10年債利回り3.9%台
2026年2月27日
東西FXニュース – 2026年02月27日
文/八木 – 東西FXリサーチチーム
主な点:
- 米失業保険申請数堅調
- 米イラン協議進展継続
- 米AI不安半導体株下落
- 日東京都CPIコア1.8%
- 東京CPIコアコアは2.5%
- 日経平均株価反発続伸
今日2026年2月27日金曜日の日本東京外国為替市場の今朝9時頃から今夜17時頃までの対ドル円相場の為替レートの値動きは、円の高値でドルの安値の155円54銭付近から、円の安値でドルの高値の156円13銭付近の値幅約59銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は156円8銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の156円4銭付近の前東京終値比で約4銭の小幅な円安ドル高であった。
今日の為替相場の値動きの主な要因と市場時間に沿った世界外国為替証拠金取引 (FX / Foreign Exchange) マーケット・トレンドの動向と分析はまず、昨日の日本市場終了後の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場では、昨日の日経平均株価の史上最高値更新の続伸などを受けて、時間外の米国債券取引で安全資産の米国債が売られ、米国債券価格低下時の利回り上昇を受けて、米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が一時4.053%付近に上昇していた昨夜17時7分頃に、債券利回りの日米金利差トレードの円売りドル買いが入っていた影響では、この時間のドルは円相場で一時156円18銭付近に上昇していた。
昨夜17時30分頃から欧州中央銀行 (ECB / European Central Bank) のクリスティーヌ・ラガルド総裁の発言があり、 「欧州インフレ率が中長期的に2%の目標に一致すると、引き続き予想している」としたことでは、欧州ユーロが対ドルで反発した抵抗が入ったが、昨夜にはスイスで米国がイランと核開発問題をめぐる高官協議開催のイベントがあり、進展への期待感の一方で先日にドナルド・トランプ米国大統領が一般教書演説で、「世界一のテロ支援国家が核兵器を持つことは絶対に許さない」と攻撃も辞さない発言をしていた影響などもあって警戒感が燻っており、地政学リスクに弱い欧州ユーロが有事に備えて売られて世界的に流動性が高い安全資産でもあるドルが買われた外貨影響なども対ドル円相場に波及していた。
米国債券市場では、欧州ユーロ圏から地理的に遠くない中東イラン情勢への市場警戒感が燻る中で、世界的な安全資産である米国債に買い戻しが入り、米国債券価格上昇時の利回り低下が起き始めたことから米国長期金利が反落を始めたため、昨夜22時頃から始まった米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時156円8銭付近となり、昨夜22時4分頃には米国長期金利は一時4.044%付近に低下していた。
ただし、米国市場では最新米国経済指標の発表があり、昨夜22時30分に発表された前週分米国新規失業保険申請件数は前回の20.6万件と前回修正の20.8万件と市場予想の21.6万件に対し21.2万件と市場予想よりは堅調であったことに加えて、前週分米国失業保険継続受給者数も前回の186.9万人と前回修正の186.4万人と市場予想の185.8万人よりも強い183.3万人であったことでは、市場予想よりも堅調な米国雇用市場を受けて、次回の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) における米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) の米国政策金利据え置き予想値が一時96%付近へと上昇したため、昨夜23時8分頃にドルは円相場で一時156円24銭付近に上昇した。
しかし、スイスのジュネーブで開催された米国とイランの核協議が一時中断されたことなどから欧州市場などで地政学リスクへの警戒感が高まり、日本時間未明の米国とイランの協議の再開に向けた世界的な安全資産の米国債買いが入った影響などがあり、米国ニューヨーク債券市場では昨夜23時26分頃に米国長期金利は一時4.040%付近と更なる低下に向けていたことでは、債券利回りの金利差を受けたドル売りが入った。
昨夜23時30分頃には米国ニューヨーク株式市場が始まり、イラン情勢を受けてコモディティ (Commodity / 商品先物) 市場の値動きが不安定になる警戒感の中で、先日の米国AI (Artificial Intelligence / 人工知能) 不安も燻っており、昨日の朝の決算報告では米国AI半導体大手の米国エヌビディア (NVIDIA) が売上高と純利益ともに過去最高を更新の好決算を発表していたものの、米国市場のAI不安は払拭されず、米国半導体株が一時全面安に向けた下落を見せたことなどから、米国株価下落時のリスク回避のリスクオフ (Risk-off) も安全資産の米国債買いによる米国長期金利低下時のドル売りと低リスク通貨の円買いに繋がったため、米国長期金利が急落を始めて昨夜23時51分頃には一時4.026%付近に低下し、昨夜23時54分頃にドルは円相場で一時155円83銭付近と、昨夜の米国市場における円の高値でドルの安値を記録した。
米国ニューヨーク債券市場では、深夜24時24分頃には米国長期金利は一時4.017%付近にも低下したため、米国主要株価三指数の中でも特に金利に敏感な米国ダウ工業株 (DJIA / Dow Jones Industrial Average) は反発に向けたものの、米国S&P500種株価指数 (S&P500 / Standard and Poor’s 500 index) が下落し、ハイテク企業の株価比率の高い米国ナスダック総合株価指数 (NASDAQ / National Association of Securities Dealers Automated Quotations Composite) は大幅安に向けていた。
一方、コモディティ市場で貴金属価格が一時急落し、原油先物価格なども不安定な値動きになった警戒感から、資源国通貨に対して世界的に流動性の高い安全資産でもあるドルが買い戻されたことではドルは円相場で反発し、中東イラン情勢を受けては米国軍のイランへの軍事行動を警戒した原油先物価格の急反発などもあり資源国通貨売りが抑えられた一方で、原油価格上昇時に売られやすい円売りも入るなどの値動きがあり、約3時間行われた後で一時中断し、再開後に約2時間行われた日本時間の未明の米国とイランの核問題協議後に、「米国とイラン核協議が終了し、大きな進展があった」との一部報道があったが、米国とイランの協議の仲介国オマーンのバドル・・ブサイディ外務大臣によると、「大きな進展があったものの、合意には至らなかった。技術レベルの協議を来週ウィーンで実施する」と協議継続を示唆したため再び有事のドル買いも入り、午前3時33分頃にドルは円相場で一時156円43銭付近に反発上昇し、同米国市場における円の安値でドルの高値を記録した。
一方、米国ニューヨーク株式市場では、米国主要株価三指数の中で金利に敏感な米国ダウ工業株 (DJIA / Dow Jones Industrial Average) は小幅高の終値をつけたものの、米国S&P500種株価指数 (S&P500 / Standard and Poor’s 500 index) は小幅安の終値で、半導体株下落が波及したハイテク企業が多い米国ナスダック総合株価指数 (NASDAQ / National Association of Securities Dealers Automated Quotations Composite) は大幅安の終値をつけており、米国主要株価三指数中の二指数の下落を受けた株価下落時のリスク回避のリスクオフでは、米国長期金利低下時に売られやすくなるドルに対して低リスク通貨の円買いが入り、ドルは円相場で反落しており、米国株式市場終了後の今朝7時頃のニューヨーク終値の頃の米国長期金利は一時4.008%付近にも低下していた。
このため、昨夜22時頃から今朝7時頃までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の値動きは、円の高値でドルの安値の155円83銭付近から、円の安値でドルの高値の156円43銭付近の値幅約60銭で、今朝7時頃のニューヨーク終値は156円13銭付近と、前営業日同時刻の156円37銭付近の前ニューヨーク終値比で約24銭の円高ドル安をつけた。
今朝早朝のアジア・オセアニア市場でも、安全資産の米国債買いの影響を受けた米国長期金利低下時の日米金利差トレードの円買いドル売りが入ったことではドルは円相場で再び一時155円台に向けた下落を見せ始めた。
また、今朝8時30分に今日の日本市場に先行して日本の最新経済指標の発表があり、日本全国の先行指標と考えられている東京都区部のインフレ指標の2月日本東京都区部消費者物価指数 (CPI / Consumer Price Index) は生鮮食料品を除くコアCPIの前年同月比が前回の2.0%と市場予想の1.7%に対し1.8%と前回より鈍化し、日銀が目標とする2%を2024年10月以来初めて下回ったが、市場予想以上であったことや、生鮮食料品とエネルギーを除く基調的なコアコアCPIは前年同月比で2.5%の上昇率と前月から上昇拡大しており、いずれも市場予想以上であったことでは、日本政府の電気・ガス代金支援やガソリン暫定税率廃止などの影響の指摘などもあり、インフレ鈍化が市場予想ほど進まなかったことから、日銀の追加利上げ予想が再意識され、昨日のニュースで日銀の植田和男総裁が3月と4月の日銀金融政策決定会合までに得られる情報を丹念に点検した上で意思決定をしていきたいと発言していた影響もあり、今朝8時57分頃にドルは円相場で一時155円83銭付近に下落した。
その影響から、今朝9時頃から始まった今日の日本東京外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時155円86銭付近で、今朝早朝の米国AI半導体株価の大幅下落を受けて、日本のハイテク株にも売りが先行した影響で、今朝の東京株式市場で今日の日経平均株価がマイナス圏に下落して始まった日米株価下落時のリスク回避のリスクオフの国内第一安全資産の低リスク通貨の円買いが入ったほか、時間外の米国債券取引でイラン情勢警戒感などもあり世界的な安全資産の米国債が買われ続けたことで、米国長期金利低下時の債券利回りの金利差トレードの円買いドル売りもあり、昼の13時49分頃の米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利の一時3.998%付近に向けた4%割れに低下中だった13時47〜48分頃に債券利回りの日米金利差縮小時の円買いドル売りが勢いを増し、ドルは円相場で一時155円54銭付近と、今日の日本市場の円の高値でドルの安値を記録した。
また、日本市場では、月末決算を控えた国内輸出企業の円買いドル売りなども入っていた。
しかし、午前の部でマイナス圏の推移だった今日の日経平均株価は、午後の部では買い戻しが入って反発上昇し、前日比のプラス圏に転じたことから、日本市場の高値後の低リスク通貨の円売りとドルの買い戻しが入り始めたことでは、ドルは円相場で反発上昇した。
一方で、日本政府の片山さつき財務相が、「為替動向、非常に高い緊張感をもって注視している」と発言し、「日米間の連絡も極めて密にしている」と口先介入し、「しっかりと市場と対話していく」などと述べていたというニュースはあった。
とはいえ、午後15時30分には、今日の日経平均株価が5万8850円27銭の終値をつけて前日比96円88銭高の+0.16%で大引し、小幅高ながらも史上最高値の更新の続伸となったことでは、日経平均株価上昇時のリスク選好のリスクオン (Risk-on) により国内第一安全資産の低リスク通貨の円が売られたほか、時間外の米国債券市場で世界的な安全資産の米国債にも債券価格上昇を受けた月末を控えた日本市場終盤の売り抵抗が入り、夕方16時48分頃に米国長期金利が一時4.006%付近に反発したため、夕方からの欧州市場の参入によるドル需要もあり、夕方16時49分頃にドルは円相場で一時156円13銭付近と今日の日本市場における円の安値でドルの高値を記録した。
このため、今日17時の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は156円8銭付近で、昨日17時の156円4銭付近の前東京終値比では約4銭の小幅な円安ドル高になった。
ただし、今夜その後の欧州市場と英国ロンドン外国為替市場では、イラン情勢への米国の軍事介入の可能性への警戒感が燻る中で、世界的に流動性が高い安全資産でもあるドル需要があったことでは今夜18時15分頃にドルは円相場で一時156円24銭付近に上昇したが、欧州周辺地域の中東のイラン情勢の地政学リスクへの警戒感などにより世界的な安全資産の米国債買いが再び入ったことでは、今夜19時58分頃には米国長期金利は一時3.988%付近にも反落したため、ドルも円相場で上昇幅を縮小し、反落に向けている。
今夜この後の今夜この後の米国市場では、最新米国経済指標の発表予定などがあり、日本時間の経済指標カレンダーのスケジュールは、今夜22時30分に1月米国卸売 (生産者) 物価指数 (PPI / Producer Price Index) と、今夜23時45分に2月米国シカゴ購買部協会景気指数、深夜24時に12月米国建設支出などの発表を控えている。
また、世界の株式市場と債券市場や貴金属や原油などを含めたコモディティ (商品先物) 市場などの為替相場への影響と、世界情勢の米国とイラン情勢の協議先行きや、米中やグリーンランドやパレスチナ自治区やウクライナと日中や米露と欧米と北南米などの関係に加えて、世界の政治・経済の最新ニュースとドナルド・トランプ米国大統領と高市早苗首相や各国政府および中央銀行関係者等の要人発言などのファンダメンタルズ分析は、最新経済指標データやテクニカル分析と共に世界のFXトレーダー達の為替相場の値動き予想材料になっている。
一方、欧州ユーロは、今日17時の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は184円46銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の184円33銭付近の前東京終値比で約13銭の円安ユーロ高であった。
主な要因は、今日も日経平均株価が小幅ながらも史上最高値の連日更新で続伸し、日経平均株価上昇時のリスク選好のリスクオンの低リスク通貨の円売りでは、リスクオン市場で買われやすい欧州ユーロや英国ポンドが円相場で小幅に続伸していた。
そのため、英国ポンドも、今夜17時の今日の東京外国為替市場のポンド円相場の終値は211円58銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨夜17時の211円30銭付近の前東京終値比で約28銭の円安ポンド高であった。
ただし、今夜その後の英国市場では、米国長期金利低下の影響が波及し、今夜20時台にはドルと欧州ユーロと英国ポンドは揃って円相場で前東京終値比で円高にも転じている。
ユーロドルは、今夜17時の今日の東京外国為替市場の終値は1.1818ドル付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の1.1813ドル付近の前東京終値比で約0.05セントの小幅なユーロ高ドル安であった。
主な要因は、安全資産の米国債買いの影響などによる米国長期金利低下時のドル売りがあり、今日の日本市場では米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が4%割れを起こし始めていたことなどから、欧州周辺地域に近い中東イラン情勢の地政学リスク回避の欧州ユーロ売りドル買いの抵抗はあったことでは小幅域になったものの、米国長期金利低下時の金利差トレードの主要通貨に対するドル売りは、ユーロドルの為替相場に影響を及ぼしていた。
今日の東西FXニュース執筆終了前の2026月2月27日の日本時間 (JST / Japan Standard Time) の20時40分(チャート画像の時間帯は英国冬時間 (GMT / Greenwich Mean Time / JST-9) の英国ロンドン外国為替市場の11時40分頃) の人気のクロス円を中心とした為替レートは下表の通りである。
| 通貨ペア | JST 20:40の為替レート | 日本市場前営業日JST 17:00前東京終値比 |
| ドル/円 | 155.89 〜 155.91 | −0.13 (円高) |
| ユーロ/円 | 183.97 〜 183.98 | −0.35 (円高) |
| ユーロ/ドル | 1.1800 〜 1.1801 | +0.0012 (ドル安) |
| 英ポンド/円 | 210.10 〜 210.16 | −1.14 (円高) |
| スイスフラン/円 | 201.76 〜 201.82 | −0.31 (円高) |
| 豪ドル/円 | 110.77 〜 110.81 | −0.30 (円高) |
注意:
本ウェブサイトに記載されている全ての情報またリンク先を含めた情報は、情報提供を目的のみとしており、取引投資決定、及びその他の利用目的のために作成されたものではありません。取引投資種、外国為替取引業者の選択、売買価格投資等の全ての最終決定については、利用者ご自身のご判断において行われるようお願い致します。
当社は、当サイトに掲載した情報によって万一閲覧者が被った直接・間接的に生じた損失に関して一切責任を負わないものとします。また、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではございませんので ご了承ください。万が一、当サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社は一切責任を負いません。当社はこのウェブサイトの掲載内容を予告なしに変更または廃止することがございますので、あらかじめご了承おきください。
海外FX口座開設サポート
海外FX口座開設に必要な書類
海外FX口座開設メリットとは
海外FX会社ランキング
海外FX会社の特徴比較
東西FXタイアップキャンペーン実施中
海外FXキャンペーン実施中
FXニュース一覧
マーケットコメント覧
海外FXのお知らせ一覧
海外FXの初心者方向けの情報
FX週刊ニュース一覧
海外FXのキャンペーン情報一覧
FX中級者
FX中級者
FX上級者
NEW FX用語辞典
損益計算シミュレーション
最大単位数シミュレーション
証拠金シミュレーション
ピップ値計算機
ロスカットシミュレーション









Googleニュースでフォロー




