FXニュース:米ADP雇用統計発表控え

2026年1月07日
今日2026年1月7日水曜日の日本の東京外国為替市場の今朝9時頃から今夜17時頃までの対ドル円相場の為替レートの値動きは、円の安値でドルの高値の156円81銭付近から、円の高値でドルの安値の156円30銭付近の値幅約51銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は156円48銭付近と、...

 

東西FXニュース – 2026年01月07日

文/八木 – 東西FXリサーチチーム

主な点:

  • 中反日輸出規制の警戒感
  • 豪コモディティ通貨上昇
  • 独消費者物価指数下振れ
  • 米サービスPMI予想以下
  • 米FRB高官達の発言再開
  • 米主要株価三指数が上昇
  • 日経平均株価が大幅安に

今日2026年1月7日水曜日の日本の東京外国為替市場の今朝9時頃から今夜17時頃までの対ドル円相場の為替レートの値動きは、円の安値でドルの高値の156円81銭付近から、円の高値でドルの安値の156円30銭付近の値幅約51銭で、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は156円48銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の156円34銭付近の前東京終値比では約14銭の円安ドル高であった。

今日の為替相場の値動きの主な要因と市場時間に沿った世界外国為替証拠金取引 (FX / Foreign Exchange) マーケット・トレンドの動向と分析はまず、昨日の日本市場終了後の英国ロンドン外国為替市場では、「中国、日本向け軍民両用品輸出の規制強化-台湾発言巡り緊張続く」というニュース報道を受けた日中関係への警戒感が高まり、中国からの輸出規制品目にスマートフォンや電気自動車モーターと省エネ家電などの製造に必要なレアアース (Rare-earth / 希土類) も含まれる場合は日本経済に悪影響を与える可能性などから日経平均株価先物が急落し、株価リスク回避のリスクオフ (Risk-off) と有事の円買いがあった影響では、昨夜17時8分頃にドルは円相場で一時156円17銭付近に下落していた。

時間外の米国債券市場では、昨夜18時4分頃にはその日中関係懸念などもあって世界的な安全資産の米国債が買われたことから米国債券価格上昇時の利回り低下が起きており、米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が一時4.171%付近に低下したが、米国債券需給の警戒感などもあって米国債券価格上昇後の利益確定や持ち高調整などの米国債売りが入り始めたことでは米国債券価格低下時の利回り上昇により米国長期金利が反発し、昨夜20時5〜7分頃にかけて米国長期金利は一時4.194%付近に上昇したため、債券利回りの金利差トレードの円売りドル買いが入り、昨夜20時13分頃にドルは円相場で一時156円54銭付近に反発していた。

また、昨夜18時の欧州市場で発表された最新欧州経済指標の12月欧州サービス部門購買担当者景気指数 (PMI / Purchasing Managers’ Index) 改定値が前回速報値と市場予想の52.6を下回る52.4に下方修正されたほか、昨夜18時30分の12月英国サービス部門購買担当者景気指数 (PMI) 改定値も前回速報値と市場予想の52.1を下回る51.4に下方修正されたことでは、いずれも景気ボーダーラインの50以上ではあるが、コモディティ関連でも買われやすかった英国ポンドが円相場などで上昇幅をやや縮小した時間もあった。

中国の対日輸出規制警戒の影響などもあり、コモディティ (Commodity / 商品先物) 市場で安全資産の金価格などの上昇が起き、主要取引通貨のドルから資源国通貨が買われた外貨影響が対ドル円相場にも波及した影響ではドルは円相場で上昇幅を縮小したが、資源国通貨の豪ドルに対しては円相場も下落した。

欧州英国市場の後半にあたる昨夜22時頃から始まった米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時156円49銭付近であったが、この時間には欧州ユーロ圏主要国ドイツの最新インフレ指標の発表があり、12月独消費者物価指数 (CPI / Consumer Price Index) 速報値は、前月比が前回の−0.2%と市場予想の0.3%に対し0.0%と市場予想以下で、前年同月比も前回の2.3%と市場予想の2.1%を下回る1.8%に下振れした影響では独10年連邦債の利回りが指標となる欧州長期金利が低下し、欧州ユーロがドルに対して売られた外貨影響が対ドル円相場に波及し、昨夜22時4分頃にドルは円相場で一時156円58銭付近に上昇した。

しかし、欧米債券市場では、欧州債券利回り低下に連れて米国債券利回りも低下したため、債券利回りの金利差トレードのドル売りが入り、昨夜23時1分頃にドルは円相場で一時156円30銭付近と昨夜の米国市場における円の高値でドルの安値を記録し、昨夜23時2分頃には米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利は一時4.171%付近に再低下したが、その後には米国ニューヨーク株式市場で米国主要株価三指数が揃ってプラス圏に上昇して始まったことを受けた米国主要株価上昇時のリスク選好のリスクオン (Risk-on) の影響による安全資産の米国債売りも入り、昨夜23時44分頃には米国長期金利は一時4.180%付近に反発し、ドルも円相場で市場安値後の反発上昇を始めていた。

ただし、米国市場でも最新米国経済指標の発表があり、昨夜23時45分の12月米国サービス部門購買担当者景気指数 (PMI) 改定値が前回速報値と市場予想の52.9を下回る52.5と市場予想以下の下方修正であったことはやや抵抗になったが、景気ボーダーラインの50を上回り続ける好景気側の指標であったほか、比較可能な前述の欧州ユーロ圏総合の12月欧州サービスPMI改定値は52.4の下方修正で12月英国サービスPMI改定値も51.4の下方修正であったことでは、欧英米を比較すると米国経済の強さを示したことでは景気要因の米国インフレ圧が意識されたドル買いも入り始めたことでは、米国主要株価三指数上昇を受けたリスク選好のリスクオンの低リスク通貨の円売りと安全資産の米国債売りの影響による米国長期金利の反発上昇による債券利回りの金利差トレードのドル買いなどもあり、ドルは円相場で上昇した。

米国ニューヨーク債券市場では、午前1時25分頃には米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利は一時4.196%付近に上昇し、しばらく4.19%台の高止まりを見せていた債券利回りの日米金利差を受けては、午前1時55〜56分頃にドルは円相場で一時156円74銭付近に上昇した。

米国長期金利の上昇を受けた金利警戒感は、揃って上昇していた米国主要株価三指数にやや抵抗を与えたことはドルの低リスク通貨の円に対する上値を一時抑えたほか、安全資産の米国債の買い戻しが米国長期金利の上昇幅を縮め始めたが、米国主要株価三指数は抵抗を交えながらもプラス圏の推移を続け、AI (Artificial intelligence / 人工知能) 関連株などの上昇の牽引もあって再び揃って上昇トレンドになったため、米国主要株価三指数の米国ダウ工業株 (DJIA / Dow Jones Industrial Average) と米国S&P500種株価指数 (S&P500 / Standard and Poor’s 500 index) と米国ナスダック総合株価指数 (NASDAQ / National Association of Securities Dealers Automated Quotations Composite) が揃って前日比で高値引けの終値に向けたプラス圏での安定推移を始めると株式市場の後半には低リスク通貨の円売りが強まり、午前3時52分頃などにドルは円相場で一時156円75銭付近とこの日の米国市場における円の安値でドルの高値を記録した。

一方、今年の米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) 高官の発言も始まっており、今週は米国雇用関連の最新重要経済指標の発表を控えているが、米国利下げ要求を続けるドナルド・トランプ米国大統領による指名で前回の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) で唯一の米国大幅利下げ支持票を投じたハト派で有名なスティーブン・ミランFRB理事は、「米国追加利下げを支持するデータが期待される」として、「今年100ベーシスポイント (1%) 以上の利下げを行うべき」と発言した影響では、米国ニューヨーク債券市場では、米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が今朝6時13〜19分頃にかけて一時4.166%付近まで反落し、ドルも円相場で上昇幅を縮小したが、米国リッチモンド連邦準備銀行 (連銀) のトーマス・バーキン総裁は、「現在の米国政策金利は、中立と推定されるレンジ内」とし、「失業率とインフレ率の目標に対するリスクを考慮すると、今後の金利決定は微調整が必要となる」と米国小幅利下げを示唆したことではドルは円相場で反発した。

このため、昨夜22時頃から今朝7時頃までの米国ニューヨーク外国為替市場の対ドル円相場の値動きは、円の高値でドルの安値の156円30銭付近から、円の安値でドルの高値の156円75銭付近の値幅約45銭で、今朝7時頃のニューヨーク終値は156円65銭付近と、前営業日同時刻の156円38銭付近の前ニューヨーク終値比で約27銭の円安ドル高をつけた。

今朝早朝のオセアニア市場に続き、今朝9時頃から始まった今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の始値は一時156円67銭付近であったが、日本市場の今朝9時55分の仲値決済に向けては日本企業の輸入実需などの円売りドル買い需要が先行し、今朝9時13分頃にドルは円相場で一時156円81銭付近と、今日の日本市場における円の安値でドルの高値を記録した。

先日の日本政府の高市早苗首相の台湾有事発言に反感を示した中国政府が日本への軍民両用規制で輸出規制を強化した昨夕のニュースを受けて、中国に埋蔵量が多いレアアース(Rare-Earth / 希土類) も輸出規制の対象となる可能性があることでは日本経済への悪影響が警戒され、去年のトランプ関税の様子見の時の様に日中貿易関係の様子見でも日本銀行 (日銀 / BoJ / Bank of Japan) の追加利上げペースが遅れる可能性があることも意識された時間もあったが、日中貿易関係悪化への警戒感では昨夜から日経平均株価先物が下落しており、今朝の東京株式市場でも今日の日経平均株価はマイナス圏から始まり大幅安に向けたため、日経平均株価下落時のリスク回避のリスクオフによる国内第一安全資産の低リスク通貨の円買いが入ったことでは、リスク市場に弱い欧州ユーロなどに対して円相場が上昇したほか、外貨影響の波及もあって対ドルでも円相場が反発した。

午後15時30分頃には、今日の日経平均株価は5万1961円98銭の終値をつけて前日比556円10銭安の-1.06%の大幅安で大引けし、日経平均株価下落に伴う低リスク通貨の円買いの影響が観測され、この時間のドルは円相場で156円31銭付近と前東京終値よりも下落していた。

夕方からの欧州市場の参入でも、今夜この後の米国市場で最新米国重要経済指標の12月米国ADP (Automatic Data Processing, Inc. / オートマチック・データ・プロセシング社) 雇用統計や米国ISM (Institute for Supply Management / 米国サプライマネジメント協会) サービス業景況感指数などの発表を控えるイベントリスクなどもあって、時間外の米国債券取引で世界的な安全資産でもある米国債が買われた影響から、夕方16時5分頃に米国10年債の利回りが指標となる米国長期金利が一時4.158%付近に下落したため、債券利回りの金利差売買のドル売りが入り、この時間にドルは円相場で一時156円30銭付近の今日の日本市場の円の高値でドルの安値を記録した。

ただし、コモディティ市場では、先週末の米国政府の南米産油国のベネズエラへの軍事介入後の地政学リスク警戒感の緩和の影響などもあって原油価格が反落したほか、貴金属のプラチナ価格なども低下したことでは資源国通貨がドルに対して売られた外貨影響が対ドル円相場に波及し、今夜17時頃から世界最大規模の金価格値決めなどもしている英国市場が参入を始めると、英国ロンドン外国為替市場での主要取引通貨のドルの買い戻しが入り始めたことではドルは円相場で反発し、昨日の前東京終値比では円安ドル高に転じた。

このため、今夜17時の今日の東京外国為替市場の対ドル円相場の終値は156円48銭付近で、昨夜17時の156円34銭付近の前東京終値比で約14銭の円安ドル高になった。

今夜この後の米国市場では、最新米国重要経済指標などの発表予定と次回の米国連邦公開市場委員会 (FOMC / Federal Open Market Committee) の投票権を持つ米国連邦準備制度理事会 (FRB / Federal Reserve Board) 高官の発言予定があり、日本時間の経済指標カレンダーのスケジュールは、今夜22時15分に12月米国ADP (Automatic Data Processing, Inc. / オートマチック・データ・プロセシング社) 雇用統計、深夜24時に12月米国ISM (Institute for Supply Management / 米国サプライマネジメント協会) サービス業景況感指数と11月米国雇用動態調査 (JOLTS / Job Openings and Labor Turnover Survey) 求人件数と10月米国製造業新規受注が同時発表され、深夜24時30分に米国週間原油在庫と、明日の朝6時10分頃からFRBのミシェル・ボウマン副議長の発言予定などを控えている。

また、世界の株式市場および債券市場と原油先物や貴金属などを含むコモディティ (商品先物) 市場などの為替相場への影響や、日中関係や南米ベネズエラとウクライナ情勢や中東などの世界情勢に加えて、世界の政治・経済の最新ニュースやドナルド・トランプ米国大統領や高市早苗日本首相と植田和男日銀総裁などの各国中銀関係者達を含めた要人発言などのファンダメンタルズ分析は、最新経済指標データやテクニカル分析などと共に世界のFXトレーダー達の今後の為替相場の値動き予想材料となっている。

一方、欧州ユーロは、今日17時の東京外国為替市場のユーロ円相場の終値は182円80銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨日17時の183円37銭付近の前東京終値比で約57銭の円高ユーロ安であった。

主な要因は、今日の日経平均株価が大幅安となり、日経平均株価下落時のリスク回避のリスクオフによる低リスク通貨の円買いでリスク市場に比較的弱い欧州ユーロや英国ポンドに対して円相場が上昇した。

そのため、英国ポンドも、今夜17時の今日の東京外国為替市場の英ポンド円相場の終値は211円9銭付近と、前営業日同時刻にあたる昨夜17時の211円86銭付近の前東京終値比で約77銭の円高ポンド安であった。

ユーロドルは、今夜17時の今日の東京外国為替市場の終値は1.1682ドル付近と、前営業日同時刻にあたる昨夜17時の1.1729ドル付近の前東京終値比で約0.47セントのユーロ安ドル高であった。

主な要因は、昨夜の欧州ユーロ圏主要国ドイツのインフレ指標が市場予想以下であったことなどから欧州長期金利が低下し、欧州ユーロが対ドルで下落したほか、資源国通貨に対するドルの買い戻しなどの外貨影響も波及していた。

今日の東西FXニュース執筆終了前の2026月1月7日の日本時間(JST / Japan Standard Time) の21時2分(チャート画像の時間帯は英国冬時間 (GMT / Greenwich Mean Time / JST-9) の英国ロンドン外国為替市場の12時2分頃) の人気のクロス円を中心とした為替レートは下表の通りである。

通貨ペア JST 21:02の為替レート 日本市場前営業日JST 17:00前東京終値比
ドル/円 156.48 〜 156.49 +0.15 (円安)
ユーロ/円 182.92 〜 182.97 −0.40 (円高)
ユーロ/ドル 1.1688 〜 1.1690 −0.0039 (ドル高)
英ポンド/円 211.27 〜 211.33 −0.53 (円高)
スイスフラン/円 196.53 〜 196.59 −1.00 (円高)
豪ドル/円 105.46 〜 105.50 +0.27 (円安)

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