「東西FXリサーチ」経済活動の開始への期待から円安が進むか?

2020年12月11日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

「東西FXリサーチ」経済活動の開始への期待から円安が進むか?

イギリスでは、12月8日、新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの接種がスタートした。アメリカでも近く新型コロナウィルスワクチン摂取が開始されることから、Vデーが期待され、今週半ばから円相場が反落している。そして、来週の為替市場でも円安が進む可能性があると指摘されている。

9日の東京外国為替市場で円相場は反落し、午後5時時点では前日の同時点に比べ15銭の円安・ドル高の1ドル=104.22~23 で推移した。この動きは、前日に開始した英国での コロナウイルスのワクチン接種を受けている。日本でも、今度アメリカで接種されるワクチンと同じものが使われる。今世紀の歴史上に残るコロナウィルスの世界蔓延により、約1年近くに及び、世界の経済活動が停滞しているが、ワクチン接種開始により正常への軌道に乗る一 との期待が広がっている。そのため、安全通貨の一つである日本円は 104.24の安値をつけ、高値は104.10近辺で、値幅は0.14だった。

ロイターでは現在、為替市場に影響を与える要素は、新型コロナワクチンの接種開始、米経済対策への成立期待であると述べ、加えて、現在交渉が最終段階を迎えているが、英国の欧州連合(EU)離脱が合意をもとに行われることになれば、短期筋の買いによる円の上昇にかける動きが優勢であると報道している。

双方に貿易協定などでの明白な考え方の違いが問題視されている英国の欧州連合(EU)離脱交渉が破談を回避できれば、予想レンジはドルが103-105円、ユーロが1.20―1.23ドル。ユーロは対ドルでは3営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0015ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.2128~29ドルだった。

日経平均株価が29年8カ月ぶりの高値を付けるなど、運用リスクをとる動きが強まり、低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢だった。


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