「東西FXリサーチ」ポンドトレーダーにとって11月頭が勝負か?

2020年10月19日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

「東西FXリサーチ」ポンドトレーダーにとって11月頭が勝負か?

英国ポンドは、特にブレグジットの貿易交渉に関する基本的な背景が慎重に建設的なままである場合、短期的にさらなる利益を生み出す可能性がある見解を支持するユーロに対するテクニカル的な上昇傾向を維持している。

ポンドからユーロへの為替レートは、9月11日の安値1.0762以降、上昇傾向にあり、10月14日水曜日の1.11で数週間ぶりの高値を更新した。さらなる利益が得られる可能性はあるが、それでも重要なブレークスルーが必要であるとサクソバンクのFX戦略責任者であるジョン・ハーディ氏は述べている。

ポンドは木曜日のセッションで1.11から後退した。日々のブレクジット関連ニュースに敏感に反応しており、この傾向は2016年のEU国民投票以来の特徴であったがが、重要な期限が近づくたびに、より頻繁かつ激しくなる傾向がある。

ダンスケ銀行 のアナリスト、ミカエル・オライ・ミルホジ氏によると、スターリングの取引の動きは戸惑っており、11月末までに合意に至らない可能性が懸念されてるとメディアに述べている。また、 米国の大統領選挙がすべての通貨にボラティリティを引き起こし、なかでも11月はポンドにとって特に良くない月となる可能性がある事も示唆している。

RBCヨーロッパの通貨戦略責任者であるアダム・コール氏によると、取引成立の法制化に必要な最低期間は2か月であることから、11月初旬が本当の締め切りであり、その時点で、確実に取引に向かっていないことが明らかな場合は、全体で約5%のマイナス面を迎えると述べている。

現在は、ボラティリティにもかかわらず、毎日のポンド / ユーロチャートは、明確な上昇トレンドチャネルの存在を確認している。1.11は、のポンド / ユーロの長期的なピボットの類似と見なされる covid-19パニック発生時に市場でのポンドが急落した3月には、のポンド / ユーロが1.06を大幅に下回ったが、英ポンド/ユーロは9月初旬に急落から、最終的には大幅に上昇し、平均で1.11に戻っている。

しかし、ブレグジットの貿易交渉が明確な結果を見せない限りは、為替レートのより持続的な方向性をみることは難しい。全体としては、まだ交渉が続行していることはポンドに期待感があるが、大きな方向性のある動きをみるには重要な突破口が必要になるとハーディ氏は語っている。同氏は、ポンドからユーロへの為替レートが1.11を超えると、以前の下落が完全に逆転され、1.1240をわずかに超える範囲の上限が求められる可能性があると述べている。

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