「東西FXリサーチ」大統領選後まで延期された米国の経済刺激政策

2020年10月07日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

トランプ大統領コロナウィルス感染による米ドルへの影響

今週、トランプ大統領はホワイトハウスに戻り、選挙後までさらなる刺激策に関する交渉を行わないよう助言したため、多くの報道機関のトップストーリーを賑わした。この最新の動向は、トランプ大統領の決定がFRB議長の数時間後だったために、金融政策と財政政策が完全に一致していない可能性があることを示唆している。ジェローム・パウエル氏は、強力な政府の支援なしに経済が「悲劇的な」結果を見る可能性があると警告している。

今週、為替取引に影響を与えるイベントリスクは、 中央銀行のスピーチを除けば、今週は比較的静かである。明日、日本銀行総裁の黒田氏のスピーチが予定されており、米国の副大統領討論会が行われ、最初の失業件数が発表される。

米ドル/円上昇:主要なテクニカルレベル

市場は、刺激交渉の延期に関する最近のニュースよりも、トランプ大統領の復帰に対してより好意的に反応したように見える。最近の急上昇により、 7月/ 8月の下降トレンドラインより上でペアが推進された。トレンドラインより上でブレークして閉じると、上昇が続く可能性がある。

ただし、106.20レベル付近の短期的な合流領域は、100指数移動平均(EMA)である赤い線が現在106.20レベルにあるため、強気の継続に即座に挑戦するだろう。106.20と100EMAを超えると、107.50と107.80が次のレベルの抵抗になる前に、価格が中期範囲の上限まで上昇する可能性がある。

強気の勢いが弱まり、価格が下降トレンドラインを下回ったままである場合、これは、6月以降に観察された複数の低値で識別される長期的な下降トレンドのブレイクアウトに消極的であることを示している可能性があり、価格低下への扉を開く可能性がある。最初のサポートは105.35で、その後、心理的なラウンド数105.00が次のレベルのサポートになる。さらに下落すると、9月の安値を再テストする前の次のレベルのサポートとして104.80が見られるだろう。

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