「東西FXリサーチ」米国の良好なGDP予測成長率をどうみるか?

2020年9月12日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

米国の良好なGDP予測成長率をどうみるか?

アトランタFRBでは昨日GDPの実質GDP成長率の予想を発表した。それは第3四半期で30.8%という驚異的な数値となり、これは、第2四半期の-9.1%から第3四半期には年間7%の成長に相当する。この新予測は先週の雇用レポート、民間投資、政府支出に基づいている。民間投資は29.6%から35.1%に上昇し、政府支出は17.0%から17.9%に上昇した。しかしながら、 先週の雇用報告の重みはあまり好まない。なぜなら、大企業株のアナリストたちは現況をあまり楽観的に捉えていない。

一方、WSJは、調査したエコノミストは第3四半期の成長率が23.9%で、前回の予測では18.3%を超えていると報告している。年間予測はもちろん、月ごと、四半期ごと、年ごとの成長予測みると、経済回復を期待することができる。捉えかたにもよるが、 非常に迅速な回復または穏やかな、まずまずの回復と捉える方法があるが、最悪の事態がまだ背後に潜んでいると言える。2020年の第4四半期 または翌年の第1四半期には新型肺炎蔓延の第二波が訪れる可能性や、自然災害に見舞われる可能性もある。つまり、結論-成長数を信じて、取引の決定を下したりするのは誤りになりかねない。

今日、米国の消費者物価指数が表示され、1.0%から1.2%まで、コアは1.6%までと予測している。FX市場は来週のFOMCに対するハト派の期待を組み込んだようだが、ハト派がどのように動くかは明確ではない。FX市場がハト派のFRBで構築されている一方で、株式市場は明らかに、または一部のセクター、特にテクノロジーにとってはあまり影響がないことに戸惑うアナリストもいる。

CNNとCBOE VIXの「greed and fear index(貪欲と恐怖の指数)」を参照すると、センチメントは新興市場を支持している。幸せな株式市場がグローバルな恐怖と嫌悪感、つまりリスク回避を減らす限り、これはドルのマイナスとなることが示されている。

したがって、現在トレーダーたちはドル安を示す2つの大きな要因である、ハト派FRBと 株式市場を注目している。WSJでは、世界の第3四半期の成長はそれほど悪くないと記事の中で述べているが、「新しいコロナウイルスが依然として消費者サービスや他のビジネスに大きな影響を与えているため、そこからの回復が鈍化する可能性が高いという兆候がある。あくまで第2波がない場合の話であり、もし第2波が襲来した場合、すべての賭けが消えて無くなる。 ドル決定要因としてより直接的な要因に固執し、株式市場がパニックにならない限り、それは 弱いドル安で週末に入る。


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