「東西FXリサーチ」米ドル下落。ゼロ近辺での金利据え置きの可能性大か?

2020年8月27日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

米国連邦準備制度理事会のジェローム・パウエル議長の講演を前に、アジアでは木曜日の朝、ドルが週の最安値近くで下落した。

投資家はパウエル氏によるジャクソンホールシンポジウムにて9月に実施するCOVID-19からの米国の経済回復に向けて持続的低インフレへの取り組み政策についての講演を待っている。米連邦準備制度は金融政策運営の新たな戦略を採用する方針だ。それを受けて、5年間もしくはもっと長期間にわたり主要政策金利をゼロ近辺に据え置く公算が大きいと見受けられる。

FRBは新たな政策に伴ってインフレに対して従来よりも容認姿勢を取り、過去の物価目標へのギャップの穴埋めのために、インフレ率が一時的に2%を若干上回るのを歓迎するとも言われている。一部の投資家はパウエルの演説に先んじて楽観的な見方をしている。

ソシエテジェネラル外国為替のディレクターである鈴木京介氏は、多数の考えに反し、FRBが多くの人が考えているよりもハト派的ではないことが判明した場合でのドルの反発の可能性を示唆している。通貨バスケットに対するグリーンバックを追跡する米ドル指数は、東部標準時午後11時59分(グリニッジ標準時午前4時59分)までに0.12%下落して92.882になった。

もしも、FRBによるインフレ目標見直しについて、9月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での導入を示唆する場合、少し弱含む可能性もあり、平均物価目標を導入するということは将来的な米経済の過熱を容認すると宣言したことになり米株が続伸する可能性が高く、それによって円も同時に売られようになり、株が崩れるとドルも円も買われる可能性もある。

今週は日本円への影響が懸念される日本の安倍晋三首相による週終わりの 潜在的な 辞任の提出が注目されている。

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