「東西FXリサーチ」コロナウィルスワクチンへの期待長引かず、安全通貨の買いが進む

2020年7月20日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

コロナウィルスワクチンへの期待長引かず、安全通貨の買いが進む

本日の東京外国為替市場のドル・円は1ドル107円あたりで小動きだった。国内外での新型コロナウイルスの感染拡大があらためて懸念される中、株価下落を背景にリスク回避に伴うドル買いと円買いが進んでいる。

米国のトランプ大統領が米国との香港の特別な優遇措置を終了する命令に署名したため、ドルは若干の支持されている。リスク資産は地政学的な緊張に対してある程度の回復力を維持し、米国株式はより高く取引されるようになるだろう。

今週火曜日に市場はジェットコースター状態だったが、おそらく米国と中国の間の関係修復は見通しがつかないと投資家達は見ているために、米ドルは午前中は若干のサポートを受けていた。大統領は、中国政府当局に対するより多くの制裁とともに、米国との優遇措置への終了を命じた。中国の株式は長い強気相場の後の上昇が下落し続けているが、米国の株式先物は強いオープンを示している。これは主に、新型肺炎のワクチンがいくつかの主要な初期の試験で良好な結果を示したというだけでなく、リスク資産が地政学的な緊張に対していかに回復力を保つかを示している。しかしながら、ワクチン導入には時間がかかること、またアメリカをはじめ、日本でも感染者人数が拡大していることから、市場は不安定である。このような背景から、安全通貨として取引されている米ドルと日本円が上向きであることを示唆する傾向がみられる。

円については、予想通り、日本銀行の発表からは特に影響を受けていない。米国では鉱工業生産はコンセンサスをわずかに上回ると予想されているが、市場を動かす見込みはない。しかしながら、米国の収益シーズンは主導的な役割を維持している。ゴールドマンサックスの結果は昨日、他の3つの主要な米国銀行が高い信用コストとFICCトレーディング収益の増加を示した後にモニターされている。また、OPEC +会議も注目されている。利下げの延長により原油がさらに押し上げられる可能性があるが石油への影響は限定的だろう。

注意:

本ウェブサイトに記載されている全ての情報またリンク先を含めた情報は、情報提供を目的のみとしており、取引投資決定、及びその他の利用目的のために作成されたものではありません。取引投資種、外国為替取引業者の選択、売買価格投資等の全ての最終決定については、利用者ご自身のご判断において行われるようお願い致します。

当社は、当サイトに掲載した情報によって万一閲覧者が被った直接・間接的に生じた損失に関して一切責任を負わないものとします。また、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではございませんので ご了承ください。万が一、当サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社は一切責任を負いません。当社はこのウェブサイトの掲載内容を予告なしに変更または廃止することがございますので、あらかじめご了承おきください。