「東西FXリサーチ」オフショア人民元が繰り手となる可能性あり

2020年7月08日

文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

オフショア人民元が繰り手となる可能性あり

中国株式の異常な反発は、センチメントの主要なドライバーとして引き続き注目されている。中国の株価が今後数日間躍進し、世界的なリスク感情の大きな変動がなければ、投資家は中国人民銀行の人民元高に対する耐性を評価する機会があるだろう。

米ドルにおいては、CSI 300が再び2%以上上昇し、出来高が急上昇したことから、中国株式の異常な上昇がセンチメントの主要なドライバーとして引き続き注目されている。

人民元は引き続き株式フローの恩恵を受けており、CNH(オフショア人民元)は約3か月で初めて7.00を下回って初めて取引された。今のところ、中国人民銀行は人民元の上昇に比較的満足しているようにみえ、モデルベースの見積もりに沿って、米ドル / 元の調整を下げ続けている。中国の株価が今後数日間伸びて、世界的なリスク感情の大きな変動がなければ、投資家は人民元高に対するPBOCの許容範囲を評価する機会を得る。米国財務省FXレポートがまだ公開されていないことも言及するに値する。今後、米中間の緊張が再び高まった場合、中国が操り手(マニピュレーター)になることは免れない。去年、PBOCは米ドル / 元が7.00を上回ったことは、「操り手」の指定のきっかけとなった。

他の地域では、世界の株式先物は今日のややネガティブなスタートを示しており、これは昨日の回復からの生理学的な修正である可能性があり、米ドルは多少の落ち着きを見せている。全体として、G10 FXは今週の残りの期間の主要な触媒を欠いているように見え、ボラティリティは全体的に抑制されたままになる可能性がある。

注意:

本ウェブサイトに記載されている全ての情報またリンク先を含めた情報は、情報提供を目的のみとしており、取引投資決定、及びその他の利用目的のために作成されたものではありません。取引投資種、外国為替取引業者の選択、売買価格投資等の全ての最終決定については、利用者ご自身のご判断において行われるようお願い致します。

当社は、当サイトに掲載した情報によって万一閲覧者が被った直接・間接的に生じた損失に関して一切責任を負わないものとします。また、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではございませんので ご了承ください。万が一、当サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社は一切責任を負いません。当社はこのウェブサイトの掲載内容を予告なしに変更または廃止することがございますので、あらかじめご了承おきください。