「東西FXリサーチ」米ドルを置き去りに躍進するユーロ

2020年6月05日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

米ドルを置き去りに躍進するユーロ

欧州中央銀行(ECB)による緊急債券購入プログラムの予想よりも大幅な刺激策拡大の発表から金曜日にはユーロ高が進み、0.25%上昇して1.1367ドルになり3か月高値に急上昇した。今週の単一通貨は2.4%上昇し、3週間連続の上昇を果たしている。

ECBでは、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の規模を7,500億ユーロから1兆3,500億ユーロ(1兆5,200億ドル)に増やし、ほとんどのアナリストが予想していた5,000億ユーロを超える増加となり、最短で2021年6月まで延長され、2022年の終わりまでに再投資が行われることからユーロに対して楽観ムードになった。

ロンドンのJ.P.モーガンアセットマネジメントのグローバルマーケットストラテジスト、ジャイマルヒ氏は、ECBの回復強化への取り組みを浮き彫りにしている動きだとメディアにコメントしている。同氏はまた、ユーロ圏は、米国や英国よりも早くCOVID-19不況から脱出する可能性も示唆している。

一方、米ドルは大幅に下落している。

主要通貨のバスケットに対するグリーンバックを測定するドル指数= USDは、当日0.18%下落して97.144だった。ドルはセーフヘブンの日本円に対しては0.15%下落し、円は108.72円になり、その後、4月7日以来の最高値である109.16に上昇しました。

リスクセンチメントが改善し、コロナウイルスによる最悪の景気後退が過ぎ去ったという楽観的な見方から株が急騰したために、ドルは過去2週間下落した。

米国の毎週の失業保険金請求報告は、給付金を申請しているアメリカ人の数が先月3月中旬以来初めて200万人を下回った。

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