「東西FXリサーチ」懸念される欧州圏の経済回復

2020年4月25日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

米ドルは、欧州連合首脳が地域がコロナウイルスのパンデミックから回復するのを助けるために共同の財政基金を考え出すことができるという希望の中で、木曜日にユーロに対するその初期の上昇をあきらめました。

ドルに対して、ユーロは1カ月ぶりの安値まで下落した後、当日はほぼ横ばいでした。

「ユーロは、ヨーロッパの指導者が何らかの形で合意に達し、経済の下にフロアを置くのに役立つ地域に刺激を与える可能性に少し反発しています」トロントのケンブリッジグローバルペイメントのチーフマーケットストラテジストであるカールシャモッタは、次のように述べています。

投資家が共通通貨に対する弱気な賭けをカバーしたため、24日の金曜日の米ドルはユーロに対してユーロ安となったが、ユーロの先行きへの懸念が拡大し、ドル安への動きが若干抑えられた。

対ドルでは、ユーロは当日0.16%上昇して1.0793ドルとなり、一方、ドルはユーロに対しておよそ0.7%高を維持し、直近の3週間では週ごとの上昇が最大となった。

前日の木曜日のユーロは、 1兆ユーロの緊急基金を構築するための欧州連合の会合から具体的な結果が得られることを期待して、 1.0846ドルに達した。

アクションエコノミクスのグローバル通貨分析担当マネージングディレクターであるロナルド・シンプソン氏は、「1日の最低水準が4回連続して下落した後、週末前のショートカバーを背景に勢いを増していた」と述べた。

EU首脳によるコロナウイルスのパンデミックからの回復への資金提供に関する合意にもかかわらず、EUの刺激策の対立する詳細に関する合意の遅れにより、投資家によるユーロへは強気な取引はみられなかった。

フランスのマクロン大統領は、基金が補助金なのか、それとも単に融資となるのかについて、EU政府間で違いが続いていると述べた。

トロントのケンブリッジグローバルペイメントのチーフマーケットストラタのカール・シャモッタ氏は、ユーロのラリーは経験よりも希望が勝つことが分かったと語っている。

ヨーロッパの指導部は再び失望し、救助基金に関する合意に到達できていないことはユーロ圏が回復競争において米国に遅れをとる可能性が高いことを意味しているとシャモッタ氏は述べている。

ドルは木曜日に3月に予想外に上昇したことを米国製の主要な資本財への新注文からのサポートはほとんどなかった。

今週のグリーンバックの反発は、原油価格の歴史的な崩壊によって後押しされ、これにより、米国の原油先物は初のマイナスの領域に押しやられた。原油価格が安定するにつれて、ドルのサーフヘブンへの魅力は後退した。

注意:

本ウェブサイトに記載されている全ての情報またリンク先を含めた情報は、情報提供を目的のみとしており、取引投資決定、及びその他の利用目的のために作成されたものではありません。取引投資種、外国為替取引業者の選択、売買価格投資等の全ての最終決定については、利用者ご自身のご判断において行われるようお願い致します。

当社は、当サイトに掲載した情報によって万一閲覧者が被った直接・間接的に生じた損失に関して一切責任を負わないものとします。また、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではございませんので ご了承ください。万が一、当サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社は一切責任を負いません。当社はこのウェブサイトの掲載内容を予告なしに変更または廃止することがございますので、あらかじめご了承おきください。