「東西FXリサーチ」目下開発中の新型肺炎の治療薬への期待感でリスク意欲の高まりがドル安へ

2020年4月20日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

先週金曜日、ドルは下落した。この下げは、投資家が 目下開発中の新型肺炎の治療薬への 期待感と、そしてドナルドトランプ大統領の経済再開計画がリスクに対する意欲を取り戻したことが起因している。

シカゴ大学病院では重症のCOVID-19患者を対象とした実験的薬物試験の有望な部分的データを詳述したをメディアが報道したことで、感情が一晩で高まった。

世界最大の経済を再開するといったトランプ氏の計画のニュースは、木曜日にリリースされた失業データで先月は2200万人のアメリカ人が過去に失業手当を申請したという記録を示した後でも、投資家によって肯定的な兆候として取られた。

為替の動きは動きは一晩中続き、コロナウイルス危機を通じてリスクセンチメントを密接に追跡しているドルを転落させ、1週間の高値から、ドル指数は0.16%低下した。 S&P 500インデックスが1.3%回復した一方で、国債イールドのような他の安全な資産はより低下した。

ドルはユーロ、イギリスポンド、カナダドルに対しても下落しましたが、一方、日本円やスイスフランなどのサーフヘブンに対しては上昇した。

「より強いリスク選好は、グリーンバックの回復にブレーキをかけた」と、ウエスタンユニオン、ビジネス戦略部のシニアマーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏述べている。

同氏は、市場での感度の高まりは、コロナウイルスが安全な賭けのグリーンバックを犠牲にして米国株を急騰させたすべてのものに対する感度を高めた。それでも、楽観的な見方を維持することはせいぜい挑戦的であり、ドルの下落は一時的なものに過ぎない可能性があると述べている。

一方、ドルの下落に伴い、ユーロは0.41%上昇した。ユーロは今週すでにドルに対して約1.36%下落している中、今週はほぼ5年依頼の対スイスフランの最安値を記録し 、昨年7月以来では月間最大の下落に直面した。フランスのマクロン大統領は、欧州連合が危機のコストを分担する方法を見つけない限り崩壊する可能性があると警告し、コロナウイルスは単一通貨への脆弱性を露呈した。

COVID-19の発生以来、EURの状況は変化している可能性があるが、今後は弱気になることがバンク・オブ・アメリカでは投資家へのメモで伝えている。加えて、この状況は、欧州のデータが米国のデータからさらに切り離されることが予想されるためであり、調整された欧州の財政反応の欠如が原因の1つでもありとも報告している。


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