「東西FXリサーチ」米ドル/円が短期的にはさらに弱くなる可能性

2020年4月02日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

ロジャース・ホールディングスの会長である世界投資王のジム・ロジャース氏がメディアにここ数年は同氏の人生で最悪の弱気相場の影響を受けると、語っているなか、新型コロナウィルス感染者の人数の世界的増加は止まらない。リーマンショックを超えた経済後退に陥ることがほぼ確実となってきている。ロックダウンが続く世界経済No.1のアメリカでは、2月に3.5%だった失業率は今後数か月で2008年のリセッションを上回り、10%を超える可能性が懸念されている。

一方、2020年2月の日本の完全失業率(季節調整値)は2.4%と、前月から横ばいとなっているが、大和総研のレポートによると2月末時点では、失業率の上昇や就業者数の減少は見られないが、就業者の月間就業日数や月間就業時間は顕著に減少していると報告され、先行きの労働需給は、労働供給の減少を上回るペースで需要が弱まり、悪化に向かうと述べている。

4月1日時点新型コロナウイルスの 世界での感染者数が で85万人を超え、アメリカ、日本での感染者増加スピードも緩みを見せていない。主要通貨ペアで取引高の多い米ドル/日本円であるが、 中、日本での都市封鎖の可能性も意識されて不安が高まり、1日の東京株式市場で日経平均株価の下落率は一時5%を超えた。午後は米株価指数先物が下落し、売り圧力が強まり、外国為替市場でドル・円相場は107円台前半に下落している。

UOBグループのFXストラテジストはUSD / JPYが 短期的にはさらに弱くなるリスクがあるとレポートしている。

上昇する可能性がないと確信してはいないものの、3月31日のUSD / JPYは、どんな前進も107.60 / 109.00の範囲にとどまり、その後、USDは108.72に上昇し、そして107.44の安値に急落している。急激な下落にもかかわらず、下降傾向はそれほど改善されていない。

USDは3月30日の月曜日に107.10に下落したが、それ以後、下落の拡大には少し躊躇しているとみられ、今のところ、107.00より下の次のサポートは105.90までではないため、さらなる弱さの可能性が引き続き見られると同社は述べている。

注意:

本ウェブサイトに記載されている全ての情報またリンク先を含めた情報は、情報提供を目的のみとしており、取引投資決定、及びその他の利用目的のために作成されたものではありません。取引投資種、外国為替取引業者の選択、売買価格投資等の全ての最終決定については、利用者ご自身のご判断において行われるようお願い致します。

当社は、当サイトに掲載した情報によって万一閲覧者が被った直接・間接的に生じた損失に関して一切責任を負わないものとします。また、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではございませんので ご了承ください。万が一、当サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社は一切責任を負いません。当社はこのウェブサイトの掲載内容を予告なしに変更または廃止することがございますので、あらかじめご了承おきください。