「東西FXリサーチ」米ドル安は円買いの需要の表れか?

2020年3月27日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

アメリカの新型ウイルスの感染者数増加は加速化。現在中国(8万1782人)とイタリア(8万589人)を上回ったとの報告が米ジョンズ・ホプキンス大学の最新の集計が発表される中、米国の財政刺激策にもかかわらず弱体化が進んでいる。

26日に大幅に上昇した米国株により東京株式相場も上げて始まったものの、USD / JPYはアジアの株式の上昇にもかかわらず主要平均以下で取引されている。S&P 500先物では USD / JPYベアに注意を喚起している。米ドルは木曜日のアジアでの下落が進みアジア株式市場の刺激による上昇の中で、USD / JPYは108.50近くのセッション安に押し上げて、朝方の109円60銭台から下げてドル安・円高で推移している。

クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長は、季節性要因による円転需要や週明けの首都ロックダウン警戒もあって円買いが入りやすいと指摘した。

メジャーに対するグリーンバックの値を追跡するドル指数は現在、99.30近くの毎週の安値で取引されており、木曜日には200ピップ近く下落している。また、S&P 500先物では 1%以上の下落が報告され、市場のセンチメントは依然として脆弱である。リスク回避がさらに悪化した場合、米ドルは再び安値がつき、USD / JPYで反発する可能性がありる。さらに、米国では 失業者数はパンデミック以前に予想されたよりも国内経済が大きな被害を引き起こしていることを示している。

一方、日本では、全国平均の先行指標である東京の年間消費者物価上昇率は、3月に食糧とエネルギーの値下げにより鈍化した。東京のコア消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、MNI中央値予測に沿って3月に前年比0.4%上昇し、前月の0.5%の上昇よりも鈍化した。エネルギーコストはさらに下落し、先月の3.0%の減少から3.8%の減少となった。

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