「東西FXリサーチ」FRB利下げ決定がメジャー通貨に影響(2020年3月3日)

2020年3月04日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、臨時の連邦公開市場委員会(FOMC)を緊急開催し、主要政策金利の利下げを決定し、下げ幅は0.5%で年1.0~1.25%とした。この決定によりメジャー通貨ペア市に動きが見られた。執筆時点で、ユーロ / 米ドルは当日1.1175で0.4%上昇し、英ポンド / 米ドルは0.5%増加し1.2817へ、USD / JPYは107.70で0.6%失った。ウォール街の主要指数では 0.7%から0.9%の間で上昇となった。

利下げ発表直後、最初の市場の反応では、米ドルは強い販売圧力を受け、米ドル指数を97.20のエリアに引きずった。

資産運用会社であるブルックス・マクドナルドのエドワード・パーク氏は、FRBがCovid-19について市場を安心させるために「ショックと畏敬の念」の刺激を作り出そうとしていると述べている。同氏は、今日の緊急の利下げは、米国経済を保護する「強い意志」を示ことを目的にしていると付け加えている。一方、S&P 500とダウは現在、わずかにプラスになっており、FRBの劇的な利下げ発表には 小さな反応のみを見せている。これにより、トレーダーは、利下げの影響は限定的であると結論付けている可能性があることも指摘されている。

元FRB当局者で現在はドイツ銀行の経済調査責任者を務めるピーター・フーパー氏のコメントでは、当局は継続的な急落を望んではおらず金融政策によってリスク資産を多少押し上げることであることを認識していると述べている。同氏は米当局による3月と4月の0.25ポイントずつの利下げを予想している一方、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のエコノミストらは今月内に0.5ポイントの利下げ、ゴールドマンのエコノミストは3月18日までに計0.5ポイント、6月末までに計1ポイントの利下げを予測している。

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