「東西FXリサーチ」セーフヘブンから外れた円、コロナウィルスのパンデミック化が米ドルに影響か?

2020年2月26日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

国際通貨基金(IMF)の見積もりによると、現在予想されている2020年の世界成長率である3.3% は、ウイルス感染によって0.1ポイント押し下げられると見積もっている。昨年10月のIMFの発表によると2019年の推計2.9%から2020年の3.3%、2021年の3.4%へと上昇すると予測。しかしながら、25日までに感染者数322人まで急増したイタリアを筆頭に新型コロナウイルスのパンデミック化が懸念から、今後のグローバル経済の本格的な下振れが懸念されている。世界保健機関(WHO)は中国での感染者数はコントロールされているとしながら、24日、感染が拡大している新型コロナウイルスについて、各国は、今後起こり得るパンデミックへの準備段階に入る流必要性を述べている。

24日の終盤の取引では、円は米ドルに対して0.73%高の110.74 円となった。

主要6通貨に対するドル指数 は0.095%安の99.33となり、米株価が3%超急落し、ドル指数はほぼ終日マイナス圏での推移となった。

ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのシニア世界市場ストラテジスト、マービン・ロー氏は、安全資産とされる円やスイスフランを、 全てがリスクオフ取引となったと述べ、今までの市場への楽観感が調整されていると解説している。

コロナウイルスに対する懸念の高まりにより、主に代替品の不足にからドルが通貨の 勝者となっている中、一部のアナリストさらなる上昇を期待している。サーフヘブンで人気の高い日本円に関して、JPMorganのアナリストは、実行可能な安全な通貨のリストはスイスフランと米ドルに狭まり、円はもはや守備的ではないと主張している。

主要通貨のバスケットに対するグリーンバックを測定するドル指数は、先週、約0.8%上昇したが、いくつかの失望的な経済データを受けて金曜日には後退した。月曜日のインデックスは99.244前後で横ばいでしたが、1月中旬から新しいコロナウイルスの発生が定着したため、ドルインデックスは約2%の上昇となっている。

ING外国為替戦略家であるフランチェスコ・ペソール氏は、 は、先週の金曜日に公開されたメモでリスクが回復したとしても、中国に最も露出している通貨のリバウンドの様子は描けず、円(円)とユーロ(ユーロ)の回復は厳しく、G-10に代替手段がないため、ドルは今のところその玉座に留まっていると述べている。


注意:

本ウェブサイトに記載されている全ての情報またリンク先を含めた情報は、情報提供を目的のみとしており、取引投資決定、及びその他の利用目的のために作成されたものではありません。取引投資種、外国為替取引業者の選択、売買価格投資等の全ての最終決定については、利用者ご自身のご判断において行われるようお願い致します。

当社は、当サイトに掲載した情報によって万一閲覧者が被った直接・間接的に生じた損失に関して一切責任を負わないものとします。また、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではございませんので ご了承ください。万が一、当サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社は一切責任を負いません。当社はこのウェブサイトの掲載内容を予告なしに変更または廃止することがございますので、あらかじめご了承おきください。