「東西FXリサーチ」リスク回避から好調の米ドル/円

2020年2月19日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

リスク回避が世界市場で進み、安全通貨(セーフヘブン)にリンクした米ドルとアンチリスクの日本円は、火曜日の最高パフォーマンスの主要通貨の一部となった。

これは、コロナウイルスの発生によるAppleからの収益予測の格下げに続き、世界的な成長に対する懸念を引き起こしました。一方株式市場では、リスクバロメーターは最近、アジア株の上昇にプラスとなっている。このペアの上昇の根底にある理由は、日本の機械受注と商品貿易収支の早めのリリースとみられるが、主な影響は、中国の習近平国家主席と世界保健機関(WHO)の冷静さを求めるコメントが主な影響要因と言われている。

為替市場では、今週初めは米ドル/円は跳ね返りがさらに強くなり、110ハンドルを超える新しい5日間の高値を打った。これは、強気筋がアジア株式とS&P 500先物の上昇からサポートを引き出していることが起因している。 ただし、今後は、中国のコロナウイルスの更新と米ドルの動向に左右され流と言われている。

中国では、コロナウィルス感染者数の増加が減速しているとの報道があるが、フィリピン、シンガポール、マレーシアなどを含むアジア地域での感染者数が日々更新される中、日本国内での今度の感染者数の増加が懸念される。現在、グランドゼロを除く一部の都市でWHOが調査を進めており、その調査発表も投資家心理に影響を与える可能性がある。

一方、データの面では、米ドル/円の投資家は、2月のエンパイアステート製造業の数字と2月の全米住宅建設業者協会(NAHB)調査が通貨ペアに影響する可能性がある。米ドル/円は、主に両国の国債 の金利差に影響を与えるため、米国債利回りの方向も影響してくるだろう。

ベンチマーク10年債を見ると、利回りは1.5457%に低下し、30年債の利回りも約1.9944%で低くなっている。3か月債利回りは、1年、2年、5年、および10年国債利回りに対して依然反転したままであることから、投資家が景気後退に備えていることを示す初期の兆候です。

しかしながら、米国経済は他の世界よりも回復力があり、通貨バスケットに対してドルを4か月半の最高値に維持しており、その他セーフィヘブンのスイスフランや日本円などの恩恵を受けています。

ニューヨーク、ジェフリーズのマネージングディレクター、ブラッド・ベクテル氏は、「ウイルス問題が消滅し、世界中のあらゆる刺激策の影響が明らかになり始めて初めて、米ドルに下方圧力がかかるだろう」と述べている。


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