東西FXリサーチ – コロナウィルスの蔓延で強気の米ドル

2020年2月10日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

米ドル / 元は、月曜日の欧州セッションに向かう間、6.9950前後で 留まっている。 ペアは最近、中国の先月のインフレ後の4日間続いた高値から弱まった。先週の木曜日はフィボナッチリトレースメントエリアが38.2%へ後退し、6.9559の安値の後、USD / CNY通貨ペアは金曜日に反転し、木曜日の高値までに回復した。

中国の経済は1月にコロナウイルスの発生により打撃を受け、都市の封鎖と輸送の混乱により需要と供給 で共に損失が生まれた。中国の1月の消費者物価指数は、前年比4.9%から5.4%へと大幅に上昇しながら、最も速いペースでの増加となった。CPIの上昇は主に旧正月とコロナウイルスの流行が起因している。 毎月の数値は、1.4%のマークで0.8%の市場コンセンサスを超えたが、PPIは予測の0.1%となった。2011年10月以降の最速の加速は、主に食料価格の20.6%もの高騰が牽引している。

一方、中国の中央銀行が9千億ドルを市場に投入したというニュースから 市場心理は回復した。さらに、英国の疫学者 によると、2月中旬から下旬に武漢で致命的なウイルスの発生がピークになるという期待も、リスクリセットに積極的に貢献した。

これにより、米国の10年国債利回りは1ベーシスポイント(bp)以上増加して1.59%へ。しかしながら、コロナウイルスが2002/03年のSARS流行を越えたというニュースと、伝染に関する統計が貿易感情を圧迫し 、アジアの主要株はまだマイナス領域を克服できていない。

現在のリスクリセットは、強力な進展がない限り長続きする可能性は低いものの、コロナウイルスへの恐怖、幅広い強気な米ドルの中で継続して慎重になる可能性があります。コロナウイルスの蔓延により、感染が抑制され、2020年後半に中国経済が回復すると、人民元は米ドルに対する緩やかな上昇を再開するとダンスケ銀行の主席アナリスト、アラン・フォン・メーレンは語っている 。 デンマークの銀行は、今後3か月以内にUSD / CNYが6.85に下落し、12か月後に6.8に落ち着くと予想している。

テクニカル分析では、トレーダーは、100日間のSMAレベル7.0200を超える、または50日間のSMAを含む6.9720未満の毎日の終値とならないかぎり限り、ペアの動きの明確な方向性を知る必要がある。



注意:

本ウェブサイトに記載されている全ての情報またリンク先を含めた情報は、情報提供を目的のみとしており、取引投資決定、及びその他の利用目的のために作成されたものではありません。取引投資種、外国為替取引業者の選択、売買価格投資等の全ての最終決定については、利用者ご自身のご判断において行われるようお願い致します。

当社は、当サイトに掲載した情報によって万一閲覧者が被った直接・間接的に生じた損失に関して一切責任を負わないものとします。また、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではございませんので ご了承ください。万が一、当サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社は一切責任を負いません。当社はこのウェブサイトの掲載内容を予告なしに変更または廃止することがございますので、あらかじめご了承おきください。