「東西FXリサーチ」コロナウィルスの潜在的パンデミックリスクがユーロに影響

2020年3月02日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

中国武漢が発症のCovid-19/コロナウィルスは世界で徐々に感染者数を増やしている。韓国では大量感染者数が報告され、 イタリアでの症例の増加が続き、世界での感染者数は80,000万人を突破するも、世界保健機関では現状をパンデミックと呼んでいない。しかしながら、為替市場にはコロナウィルスの影響が大きく影を落としており、世界的に通貨取引へのリスク感をますます高め、パンデミック売りが進んでいる。BK アセットマネジメントのキャシー・ライアン氏は、「パニック売りは火曜日も金融市場に打撃を与え続けている」と述べ「ダウ・ジョーンズ工業株平均が約3%の800ポイントを失いったことを例に挙げている。

より広範な市場センチメントは慎重なままで、ユーロ/ドルのインプライドボラティリティゲージは4-1 / 2ヶ月の高値まで上昇し、オーストラリアやニュージーランドドルなどの通貨には新たな売り圧力がかかった。

ユーロドル相場は、昨年末に記録した約4ヶ月半ぶりの高値である1.1240から反落に転じ、2/20には、約2年10ヶ月ぶり安値1.0778まで急落している。クレディ・アグリコルロンドン社のFXストラテジスト、マヌエル・オリベリ氏は、リスク回避のより広範なテーマは依然としてFX市場に影響を与えているが、市場は過剰な政策緩和期待の一部の価格を見直し始めているとも述べている。ユーロ通貨の予想価格変動でみると明らかであり、先週2.3%という6年ぶりの最低値に達した後、1か月の満期が10月初旬の最高値である5.7%まで上昇した。

投資家はウイルスが広く拡散するほど、経済活動が正常に戻るまでに時間がかかることを懸念しているためリスク感が高まっているとアナリストは述べている。

今週、Eurostoxxでは4%下落し 、米国の株価指数はかなりの損失でオープンしていることから、コロナウイルス拡大のリスクは世界的な関心事であるという印象があることをINGのアナリストは述べている。

注意:

本ウェブサイトに記載されている全ての情報またリンク先を含めた情報は、情報提供を目的のみとしており、取引投資決定、及びその他の利用目的のために作成されたものではありません。取引投資種、外国為替取引業者の選択、売買価格投資等の全ての最終決定については、利用者ご自身のご判断において行われるようお願い致します。

当社は、当サイトに掲載した情報によって万一閲覧者が被った直接・間接的に生じた損失に関して一切責任を負わないものとします。また、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではございませんので ご了承ください。万が一、当サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社は一切責任を負いません。当社はこのウェブサイトの掲載内容を予告なしに変更または廃止することがございますので、あらかじめご了承おきください。