東西FXリサーチ – USD/JPYは米FRBの25ベーシスポイントの利下げへの政策立案者の意見の相違が深まるにつれてを強化

2019年9月19日



文/安藤麻矢 – 東西FXリサーチチーム

米連邦準備理事会(FRB)は、米国の金利を25ベーシスポイント引き下げ、1.75%から2%の範囲にし、貿易に対する不確実性とホワイトハウスからより多く激しい圧力にもかかわらず、そこでストップするという姿勢を示した。

今年2回目の引き下げは、投資家と経済学者の期待通りだったが、中央銀行の予測は、市場が予想していたよりもタカ派というスタンスを示していた。金利設定委員会の予測の中央値は、2020年の年末に金利が同レベルになるというものだった。

9月木曜日主要ポイント

会合前にブルームバーグがまとめた先物データでは、投資家が2020年末までにさらに2回の利下げを期待していることを述べていた。アジアの朝取引では、日本のベンチマークTopixは米ドルに対して円高108.47となり8月初旬以来最も弱い価格となった。

日本銀行は金利を-0.10%に据え置き、追加措置の導入はなかった。日銀が同業他社とさらなる刺激策を導入していないため円は強くなった。

イングランド銀行は、政策の変更を行わずに金利を+ 0.75%に設定する予定。賃金成長は加速しているが、インフレは減速している。ブレグジットに関する不確実性は政策決定を麻痺させる。全会一致の投票パターンが予想される。マーク・カーニー総裁の任期延長の可能性についての推測はこの決定では扱われないだろう。英国の小売売上高は、決定の直前に発表される予定だ。

韓国のKospiは0.8%上昇し、オーストラリアのS&P / ASX 200指数は0.7%上昇した。香港のハンセン指数と中国本土のCSI 300はほとんど変化がなかった。

失業率が5.3%に上昇した後、豪ドルは下落し、0.68を下回った。しかし、経済は予想よりも多くの雇用を生み、参加率は上昇した。

ニュージーランドドルは第2四半期のGDPは四半期ベース0.5%と予想を上回った後、安定した。年間成長率は鈍化している。

原油価格の損失がまとまり、WTI原油は58ドル前後で取引されている。 サウジアラビアは、週末に起こった設備の攻撃の後、石油生産量を回復されることに自信があるように見えた。ドナルド・トランプ米国大統領は、おそらく戦争を回避する動きで、攻撃の加害者と疑われているイランに対する新しい制裁を発表した。

FRBの利下げ決定と米国経済への影響

連邦準備制度の声明に、ドナルド・トランプ大統領は即座にツイッターで 「[FRB議長]ジェイ・パウエルと連邦準備制度は再び失敗した。「根性」も、感覚も、ビジョンもない! 最悪のコミュニケーターだ!」と攻撃した。

連邦機関は7月の政策声明からほとんどその言動を変えていない。事業投資と輸出は弱体化したが、夏には「拡大を維持するために適切に行動する」と述べた。

経済状況の変化をめぐる連邦公開市場委員会間の意見の相違が高まる中、3つの反対意見がありました。セントルイス連銀のジム・ブラード総裁は、50ベーシスポイントの急減を希望している。

7月のように、エスター・ジョージとエリック・ローゼングレンは、金利の不変更に投票している。 パウウェル氏は会議後の記者会見で次のように述べている。「すでに見て取れるように、異なる考えがあり難しい判断の時である。これは普通のことで健康的なことだと思う」

声明後、米国の株式の損失は拡大したが、パウエル氏が金融政策にわずかな調整しか必要ないと米国経済への明るい見通しを示したため、市場の動きの多くを引き戻した。ドルは他通貨に対して0.28%上昇した。

FRBの声明に続いて財務省は 以前の利益を失った。 政策に敏感な2年債の利回りは、価格に反比例して 、発表前の1.66%から1.77%に跳ね上がった。10年債の利回りは1.75%から1.79%に上昇した。 FRBの会合は数日にわたる市場の混乱を招き、火曜日の一晩の貸付のリターンは10%にも達した。