強い米雇用統計、米ISM製造業景況指数で供給の問題を示

2017年6月06日

主要なポイントの要約

米国内の強い雇用統計、5月の米・ISM非製造業景況指数の購買担当者指数は、米国の給与計算の減速が、需要ではなく供給の問題を示し、米連邦準備制度理事会(FRB)の漸進的な金利引上げを防げないものとみられます。ユーロ/ドルの買ポジションを取る前に、1.10-1.11までのどんな低下においても待つことは賢明であるとみられています。現在、米ドル円相場は110.25円に到達しつつあります。

オーストラリアの準備銀行 (RBA) は今日の会議で、政策金利を変えることは期待されていません。投資家はRBAが金利を引き下げる可能性があるかどうかを再検討しているものの、RBAは金融緩和を終えると思われます。テクニカル分析は、0.7590の前に0.7540の目標価格で、最終的に0.7350への下落までは、オーストラリアドル米ドルの買いの機会と、1.0650の前に1.0550の目標価格で、最終的に1.0400への下落までは、オーストラリアドルNZドルの買いの機会を示唆します。

非常に厳しい選挙選の中、モレナ・デフリナ・ゴメスを圧倒して勝ったPRIの候補アルフレド・デ・マゾがメキシコ州選挙で優勝した後、メキシコペソは優勢となりました。17.45の前に17.95の目標価格で、最終的に18.90への上昇までは、米ドルメキシコペソの売りの機会を示唆します。

JPY

まだ110円を上回る需要がみえるため、米国のデータがはドルを支援していません(先週にIMMスペックは再び上昇)。10年物国債利回りは、200-DMA以下の2.14%、ブレグシット(Brexit)後の上昇トレンドラインの近くで見られます。10年財務省利回りと米ドル円の間には0.77の相関があり、主な利回りは崩壊していません。毎日の一目均衡表の雲と200-DMAは110.16〜36です。110円で取引量が多いですが、取引量はここで大きな混乱を見せていません。ユーロ円は、5月の125.80-81の高値を下回りました。ユーロ/米ドルは1.13のレジスタンスがありました。 英ポンド円は、幅広いGDPの回復の間、55-DMA(141.76)の上昇によって支持されました。豪ドル/円の3日連続安値は81.90-91で、5月の81.79低値を上回りました。日本の就業者数と現金給与総額は火曜日に発表されます。

EUR

投資家が今週の欧州中央銀行会議とイギリス総選挙に焦点を当てたことから、米ドルは、金曜日に7ヶ月ぶりの安値から回復し、月曜日に通貨バスケットに対して安定しました。6つの主要通貨に対して米ドルを追跡している米ドル指数は、96.809まで0.1%上昇しました。トレーダーが欧州中央銀行の政策スタンスの変化がユーロをさらに高くなる可能性があるとの見方を強めたことから、米ドルは対ユーロで高くなりました。議論を直接知る4人の情報筋が先週ロイターに知らせたことによると、ECBの政策立案者らが木曜日に経済についてより穏やかな見解を結論づける計画をしており、必要に応じて刺激を増やすという公約の一部を中止する可能性があるということです。

GBP

月曜日に英ポンドは、対米ドルで約10日ぶりの最高値まで上昇し、投資家は、木曜日の議会選挙前に行われた、英国の与党保守党に強いリードを与えた意見投票結果に安堵しました。英国の総選挙の早期実施は、テリーザ・メイ首相の圧倒的な勝利が、6月19日に始まる英EU離脱に関する協議(ブレグジット)でより強固な交渉上の地位につながることを賭けに基づいて要求された後に、英ポンドは後押しされました。しかし、いくつかの最近の世論調査によると、選挙競争のリードは狭まっています。米国の取引セッションが開いた後、英ポンドは1.2940米ドルで高値に達し、5月26日の以来の最高値となる、約3分の1のパーセント上昇しました。英ポンドは、対ユーロで0.6%上昇し、ユーロに対して87ペンスで取引されました。

AUD

堅調な伸びの事業成績などを示した国内データの発表が、予想を上回る結果だったことから、今週後半に予定されているGDPデータの経済成長率縮小のリスクを軽減しました。豪ドルは0.7423ドルから0.7450ドルへと推移し、先週の0.7372ドルの安値から離れました。先週の高値0.7476ドルで抵抗がみられました。第1四半期のデータにおいて、オーストラリアのビジネス棚卸資産が1.2%上昇し、0.5%の予想値を上回ることが裏付けられました。これにより経済成長に必要である0.4%のポイントを追加することになるでしょう。ペアはヨーロッパセッションの午前に鉄鉱石の持ち直しにともない、押し上がり、米ドルは直近の安値付近に推移しました。NYセッションは0.7475付近に開き、初期は厳しく不安定なレンジを維持し、強気圧力が生じました。NYセッションの午後には米ドルの動きは鈍くなり、銅・鉄鉱石は堅調に推移しました。豪ドル/米ドルは新たなセッションを高く設定し、0.7500と55日間移動平均線(SMA)に近づいています。セッションの終盤、ペアは1日の最高値をわずかに下回った値をつけています。

NZD

NZドルは祝日で静かな取引となり、3ヶ月ぶりの高値をつけました。キウイは0.7130ドルまで下落したものの、3月初旬以来の最高水準である金曜日の0.7147ドルに届く範囲にとどまりました。抵抗は0.7167付近で生じました。これは主に、国内における堅調な経済データと、ニュージーランドの主力輸出品である酪農における楽観的な見通しにより、5月中旬以降約2セント上昇することになりました。ペアはNYセッションを0.7130付近に開き、NY時間の早い時間は動きに限りが見られましたが、強気圧力が定着しています。コモディティは安値から跳ね上がり、ドルは鈍くなり、NZドル/米ドルは着実に上昇するものとみられています。ペアは3月2日の高値に近辺につけて、終盤はその値を下回りつつ横ばい。


スポット・レート

通貨ペア スポット 1日間の変化 (ピップス) 1週間変化(pips)
USD/JPY 110.05 -35 -121
EUR/USD 1.1269 -13 104
GBP/USD 1.2917 33 76
USD/CHF 0.9639 15 -138
USD/CAD 1.3471 -12 16
AUD/USD 0.7487 44 48
NZD/USD 0.7135 -8 79
USD/SGD 1.3803 -8 -60
EUR/GBP 0.8724 -30 28

データソース:ブルームバーグ


主な株式インデックス

通貨ペア スポット 1日間の変化 (ピップス) 1週間変化(pips)
日経225指数 20,070 -0.5 2.0
NYダウ・ジョーンズ指数 21,184 -0.1 0.5
S&P500指数 2,436 -0.1 0.8
ナスダック総合指数 6,296 -0.2 1.4
ユーロ・ストックス50指数 3,580 -0.3 0.0
FTSE100指数 7,526 -0.3 -0.3
DAX指数 12,823 0.0 1.5
香港ハンセン株価指数 25,820 -0.4 0.5

データソース:ブルームバーグ


主なコモディティ

通貨ペア スポット 1日間の変化 (ピップス) 1週間変化(pips)
トムソン・ロイター・コアコモディティーCRB指数 177.3 -0.4 -2.6
1,282 0.2 1.0
47.4 -0.5 -4.8
米ドルインデックス(DXY指数) 96.7 0.0 -0.8
ADXY指数 106.5 0.1 0.5

データソース:ブルームバーグ


テクニカル分析:日中のサポートやレジスタンスレベル

USDJPY EURUSD GBPUSD USDCHF AUDUSD NZDUSD USDCAD XAUUSD
レジスタンス 3 111.35 1.1362 1.3073 0.9756 0.7623 0.7209 1.3564 1292
レジスタンス 2 110.92 1.1310 1.2987 0.9704 0.7546 0.7172 1.3521 1286
レジスタンス 1 110.69 1.1282 1.2945 0.9676 0.7517 0.7155 1.3497 1283
スポット 110.05 1.1269 1.2917 0.9639 0.7487 0.7135 1.3472 1282
サポート 1 110.26 1.1230 1.2859 0.9624 0.7440 0.7118 1.3454 1277
サポート 2 110.06 1.1206 1.2815 0.9600 0.7392 0.7098 1.3435 1275
サポート 3 109.63 1.1154 1.2729 0.9548 0.7315 0.7061 1.3392 1269
ボリンジャーバンド
アッパーバンド 114.18 1.1396 1.3025 1.0062 0.7516 0.7192 1.3709 1292
ロワーバンド 109.31 1.0887 1.2807 0.9523 0.7360 0.6812 1.3364 1219