6月米FOMC声明で利上げ決定、マクロン氏勝利の結果の影響

2017年5月08日

主要なポイントの要約

日曜日のフランス大統領選の決選投票で、マクロン氏勝利の結果は、ユーロ圏のファンダメンタルズの改善の助けになるものとみられます。これは、ユーロの下落傾向が徐々に変化しているという確信を強めます。

逼迫した労働市場が続いていることを示唆し、「6月の金利引き上げの可能性がある」との連邦公開市場委員会(FOMC)の声明は、USDJPYを支持し、金に悪影響を与えました。しかし、USDJPYは116.00に達する前に113.25を超え、114.25まで増加する必要があります。

鉄鉱石と銅価格は、中国が流動性を引き締めるという懸念からかなりの圧力を受けています。国内のコモディティの需要を潜在的に減らす間、石油の供給過剰を削減するための石油輸出国機構(OPEC)削減能力に疑問が沸き上がっているため、ブレント原油の価格は事前OPEC契約レベルで取引をしています。

ニュージーランドは、第1四半期の失業率が予想を上回り、AUDNZDに売り圧力をかけました。1.0825未満の終値は、AUDNZDが1.0600到達の潜在的可能性について実証することになります。

今週の重要な注目ポイントは、イギリスの中央銀行 (BoE) とニュージーランド準備銀行 (RBNZ) との会議および、中国のデータです。イギリスの中央銀行 (BoE) の最近インフレ・レポートのガイダンスによると、最近の軟弱なインフレ・データと中程度の経済成長の勢いを考慮すれば、それほど大きく変化しないものとみられています。ブレクシット (Brexit) の厳しい交渉が本格的に始まると、英ポンドがユーロに対して弱くなる可能性があります。

JPY

USDJPYは米財務省の利回り低下にもかかわらず、米国の堅実な雇用統計に支持されました。米ドル円はデイリーレ一目均衡表の雲の範囲に達した主な通貨ペアであり、終値付近で高値12.87に達しました。連邦準備銀行のスピーカーは大部分が無視し、2つの利上げが主な市場観です。日本中央銀行 (BOJ) の黒田氏は、2%の消費者物価指数(CPI)に達成が難しいため、金融緩和政策を再確認しました。ユーロ円は、Frexit(仏EU離脱)ヘッジが解除されたため、12月の124.08高値のギャップを埋めます。OATSとBTPのスプレッドはブンズ(Bunds)に比較して下落しましたが、BTPのスプレッドは依然として上昇しました。英ポンド円は12月高値に上昇しているよう、148.86円・69.8円まで61.8%上昇を記録しました。オーストラリア ドル円は、4月/5月の61.8%上昇に低下し、その後コモディティで反発しました。現在、フィボナッチ50%、一目均衡表の雲の転換線と基準線83.60-62以上を記録しました。ゴールデンウィークが終わりました。

EUR

欧州の午前中にユーロ米ドルの通貨ペアは、米ドルが対ユーロで強まるにつれて、取引量が多くなりました。NYセッションは1.0960米ドル付近で開始しました。米非農業部門雇用者数 (NFP) の見出しは、米ドルと米国財務省証券の利回りの上昇に比べてより性能がすぐれたため、ユーロ米ドルは1. 0950以下に落ち込みました。市場はデータをよく見ていて、以前の米非農業部門雇用者数 (NFP) が下方修正され、参加率が低下しました。米ドルは下落につれて、DE-USのスプレッドは狭くなって、ユーロ米ドルは急激に上昇しました。ユーロ米ドルは1.0995米ドルに近づく、1.0965まで下落、買い手の数が増え、再上昇します。1.0999米ドルが高値、逆転が見られ、取引日の終わり近くに1. 0990米ドルに達します。出口調査は、エマニュエル・マクロンがフランス大統領選挙の第2ラウンドでは、すでに譲与されているマリン・ルペンの65%対35%を取って勝つことを示唆しています。

GBP

英ポンド米ドル (ケーブル)は、7ヶ月ぶりの高値に上昇し、NYセッションは終値1.2960に終わります。購買担当者指数 (PMI)の正データは英ポンドを弱め、利上げのセンチメントは前進しました。木曜日にイギリスの中央銀行(BoE) の金利について会議に先立って発表されているIP/製造業の生産データは主な焦点です。金利上昇は期待されていません。ユーロ英ポンドは、ヨーロッパセッションの前半に高値0.8508から下落し、NYセッションでは終値0. 8476で終わりました。英ポンドの売りポジション (ショート) は減少し、強気なトレーダーはさらに勢いを加えるために、1.30以上にポジションを決済する必要があります。

AUD

ヨーロッパセッション開始後、ペアは新たなトレンドの低迷から上昇し、ニューヨークセッションは0.7395ドル付近でオープンしました。 米国の雇用統計によると、当初 0.7375ドル付近まで一気に減少しましたが、損失は早いスピードで回復しました。 米ドルと米国の財務省の利回りは低下し、コモディティは反発、ショートで多少補正。 安定した上昇を見せながら、終盤のペアで0.7420ドル付近に値をつけました。

NZD

ヨーロッパセッションの午前、ショート回復の傾向が広がり、ニューヨークセッションは0.6895ドル付近で開始されました。米非農業部門雇用者数(NFP)発表の影響により0.6880ドル付近まで一時は落ち込んだものの、米ドルと米国財務省の利回りは低下しました。 NZドル/米ドルは急激に上昇し、10日間の単純移動平均線(SMA)は0.6920 NZドルを突破するに至りました。引き戻しはほぼ見られず、ペアは終盤0.6915NZドルの値をつけました。 ニュージーランド準備銀行(RBNZ)の影響について、今週は特に予測されていませんが、同銀行による消費者物価指数(RBNZ CPI)の調査結果発表後にタカ派の勢いが高まる可能性があるとみられています。


スポット・レート

通貨ペア スポット 1日間の変化 (ピップス) 1週間変化(pips)
USD/JPY 112.80 34 126
EUR/USD 1.0971 -13 74
GBP/USD 1.2959 36 8
USD/CHF 0.9899 36 -50
USD/CAD 1.3666 -83 12
AUD/USD 0.7406 -3 -82
NZD/USD 0.6894 25 26
USD/SGD 1.4059 54 92
EUR/GBP 0.8466 -34 51

データソース:ブルームバーグ


主な株式インデックス

通貨ペア スポット 1日間の変化 (ピップス) 1週間変化(pips)
日経225指数 19,735 1.5 2.8
NYダウ・ジョーンズ指数 21,007 0.3 0.3
S&P500指数 2,399 0.4 0.6
ナスダック総合指数 6,101 0.4 0.9
ユーロ・ストックス50指数 3,659 0.9 2.8
FTSE100指数 7,297 0.7 1.3
DAX指数 12,717 0.5 2.2
香港ハンセン株価指数 24,476 -0.8 -0.6

データソース:ブルームバーグ


主なコモディティ

通貨ペア スポット 1日間の変化 (ピップス) 1週間変化(pips)
トムソン・ロイター・コアコモディティーCRB指数 177.9 0.5 -2.1
1,232 0.3 -2.9
46.2 1.5 -6.3
米ドルインデックス(DXY指数) 98.8 0.0 -0.3
ADXY指数 105.4 0.0 -0.1

データソース:ブルームバーグ


テクニカル分析:日中のサポートやレジスタンスレベル

USDJPY EURUSD GBPUSD USDCHF AUDUSD NZDUSD USDCAD XAUUSD
レジスタンス 3 114.86 1.1135 1.3186 1.0003 0.7540 0.7105 1.4053 1255
レジスタンス 2 113.76 1.1062 1.3075 0.9943 0.7474 0.7009 1.3869 1240
レジスタンス 1 113.24 1.1030 1.3027 0.9913 0.7449 0.6965 1.3760 1231
スポット 112.80 1.0971 1.2959 0.9899 0.7406 0.6894 1.3666 1232
サポート 1 112.14 1.0957 1.2916 0.9853 0.7383 0.6869 1.3576 1217
サポート 2 111.56 1.0916 1.2853 0.9823 0.7342 0.6817 1.3501 1212
サポート 3 110.46 1.0834 1.2742 0.9763 0.7276 0.6721 1.3317 1198
ボリンジャーバンド
アッパーバンド 113.59 1.1075 1.3111 1.0083 0.7620 0.7068 1.3839 1308
ロワーバンド 107.42 1.0542 1.2466 0.9852 0.7394 0.6835 1.3216 1225