FRBは第1四半期の成長鈍化の見解を発表後、米ドル安

2017年5月04日

主要なポイントの要約

米連邦準備理事会(FRB)は第1四半期の成長ペース鈍化の見解を正式に発表後、米ドルは対ユーロで安値取引されることになりましたが、これは一時的なものと予想されています。

投資家にとっては、金曜日の米・非農業部門雇用者数の発表に関心が高まっています。物理的な金の買い活動が金価格を安定させ、それにより金価格が1225米ドルの低値に達する可能性があります。

中国の流動性引き締め、銅や鉄鉱石などの工業用金属価格の下落懸念により、AUDの売りが加速しました。

欧州連合(EU)は今後のブレクジット(Brexit)の会談で、イギリスに対する厳しい交渉スタンスを支持したことにより、イギリス側からの軟化の兆しもなく、英ポンドが対ユーロで弱くなる可能性があります。

JPY

連邦準備制度理事会(FRB)は、今年あと2回の利上げを継続するとの見通しを示した後、米ドルは水曜日に概ね反発し、6週間ぶり高値をつけました。日本の中央銀行は、個人消費を中心に引き続き堅調、企業の投資においても堅調に推移し、インフレが目標に「近づいている」としました。FRBの声明が6月や今年下半期に利上げ期待を固めたことにより、米ドル/円で112.69円に到達し、0.7%上昇と、3月21日以来で最高の上昇値となりました。

EUR

連邦準備制度理事会(FRB)は、金利を変わらず維持して、第1四半期の経済成長を弱体化させ軽視し、2日間の政策会議後の声明で労働市場の強さを強調しました。ユーロ/米ドルは1.0936ユーロまで上昇後、1.0888ユーロのセッション低値まで0.4%下落しました。米ドルにおいてもスイスフラン、英ポンド、カナダドルに対して弱くなりました。 投資家は超長期の米国債発行の可能性および、4月の米国のサービス部門における予想以上の成長を受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明前には既に、米ドル/円が6週間ぶりに高値をつけました。

GBP

水曜日に英ポンド/米ドルで7ヶ月の最高値に支えられ 、肯定的な建設データと英国のEU離脱(ブレクジット、Brexit)の交渉についての英国と欧州連合(EU)による初期ラウンドの姿勢を払拭しました。 建設業購買担当者景気指数(建設業PMI)データによると、 4月の英国建設業界の成長率は予想に比べて4ヶ月ぶりに高水準を示しました。しかし英ポンドを押し上げた火曜日の製造業データと比較すると、影響力は弱いものです。英ポンドは、データの発表後ほとんど動かず、データの発表前に近い取引をしていました。英ポンドは1.2910米ドルまで0.2%下落、4月の最終取引で7ヶ月ぶりの高値をつけた1.2965米ドル付近まで上昇しました。

AUD

オーストラリアの最大輸出品である鉄鉱石価格の下落により、豪ドルはピーク時の0.7546ドルから0.7523ドルへと押し戻されました。 ディーラーは「今週明けにつけた0.7452ドルの低水準から押し戻したことから、豪ドルの価値は強固になっている」とみています。 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)が政策会議において、過去最低水準となる1.5%のレート維持を発表し、また世界的な経済成長について前向きな発言をしたことから、安定したレート見通しへの期待が高まり、火曜日に利益を得ることとなりました。 ペアトレードは、下落傾向の圧力が再び強まり、ヨーロッパセッションの午前は鈍く滑り出し、NYセッションは0.7480ドル付近で開始されました。 銅は下落し、米ドルは堅調。豪ドル/米ドルは0.7445ドルに下落したものの、米連邦準備制度(Fed)により回復しました。米連邦準備制度(Fed)後には一時上昇したものの、米ドルと米国債利回りは反発状態で膠着しました。

NZD

先月の堅調な雇用統計の金利見通しの促進により、NZドルは水曜日に上昇しました。 先週の0.6937ドルから0.6950ドルへと高値を更新し、先週10ヶ月間ぶりに最低値をつけた0.6847ドルから、さらなる距離をおきました。 投資家による利益予測である0.6969ドルに向けてさらに勢いを加速させています。今週の1.2%増と、0.6970ドル の価格抵抗線を上回る急落は、先月の首脳会談時につけた0.7011ドルの分析材料となるでしょう。ヨーロッパセッションの午前中、NZ雇用利益が帳消しとなり、NYセッションは0.6920ドル付近で開始されました。 堅調な米ドルとコモディティ取引においては弱気が再開。米連邦準備制度(Fed)の反発により、0.6915ドル付近から0.6900ドルまで下がり、 連邦準備制度理事会の声明発表後に、米ドルは急落し、NZドル/米ドルは0.6890ドルまで下落しました。


スポット・レート

通貨ペアスポット1日間の変化 (ピップス)1週間変化(pips)
USD/JPY112.8788181
EUR/USD1.0886-44-18
GBP/USD1.2871-6723
USD/CHF0.99473114
USD/CAD1.372213105
AUD/USD0.7416-120-57
NZD/USD0.6884-51-7
USD/SGD1.39784417
EUR/GBP0.845810-29

データソース:ブルームバーグ



主な株式インデックス

通貨ペアスポット1日間の変化 (ピップス)1週間変化(pips)
日経225指数19,4460.00.8
NYダウ・ジョーンズ指数20,9580.0-0.1
S&P500指数2,388-0.10.0
ナスダック総合指数6,073-0.40.8
ユーロ・ストックス50指数3,5860.20.2
FTSE100指数7,235-0.2-0.7
DAX指数12,5280.20.4
香港ハンセン株価指数24,6960.00.5

データソース:ブルームバーグ



主なコモディティ

通貨ペアスポット1日間の変化 (ピップス)1週間変化(pips)
トムソン・ロイター・コアコモディティーCRB指数180.40.0-0.7
1,241-1.1-2.2
47.80.3-3.6
米ドルインデックス(DXY指数)99.40.40.3
ADXY指数105.4-0.2-0.1

データソース:ブルームバーグ



テクニカル分析:日中のサポートやレジスタンスレベル

USDJPYEURUSDGBPUSDUSDCHFAUDUSDNZDUSDUSDCADXAUUSD
レジスタンス 3114.291.10581.31601.00810.77210.71111.38411286
レジスタンス 2113.381.09831.30341.00020.75920.70081.37791265
レジスタンス 1113.061.09351.29500.99750.75070.69431.37541252
スポット112.871.08861.28710.99480.74160.68841.37221241
サポート 1112.151.08601.28240.98980.73780.68401.36921230
サポート 2111.561.08331.27820.98440.73340.68021.36551223
サポート 3110.651.07581.26560.97650.72050.66991.35931202
ボリンジャーバンド
アッパーバンド113.161.10181.30981.01030.76100.70671.38061301
ロワーバンド107.551.05111.23590.98790.74220.68451.31881239